光の中に [2019] 踊ってばかりの国 アルバムレビュー
踊ってばかりの国、6th fullアルバム『光の中に』のレビュー。ガレージロックに回帰したポップなテイストの前作から再び繊細なサイケデリックロックを志向した踊ってばかりの国の代表作かつ安定作である。
ドラム坂本、二人のギター大久保と丸山の加入によって新制踊ってばかりの国となったばかりの頃に出されたやや不安定な前作に比べて、それぞれのメンバーの持ち味が生かされて、下津のサイケロックとして安定が魅せられる。しかしそのサイケ感というのは明らかに『世界が見たい』や『FLOWER』と