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糖尿病腎症

インスリンというホルモンが少ないか、その働きが不十分なため、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増える病気が糖尿病だ。

生活習慣病や肥満、加齢、遺伝的要素が原因でインスリンが少なくなったり、効き目が弱くなって発症するのが2型糖尿病で、糖尿病の9割近くが2型糖尿病。

そして、膵臓に障害があり、膵臓の機能が侵されインスリンを作ることができなくなる病気は1型糖尿病。

糖尿病の三大合併症のひとつが糖尿病腎症。

1型糖尿病に罹患したこと自体で、検査値で異常が現れる前から、腎臓に障害が起きていると考えられる。

糖尿病になって腎臓の機能が低下するには10〜20年かかるといわれている。

病期は透析療法期まで第1期から第5期まで分けられるが、私の場合、1型糖尿病を罹患した時点で第1期、腎症前期とされている。そして、罹患から19年、腎臓の機能低下が始まってきてもおかしくない年数になってきている。

毎月の定期検診で行われているのが、尿中のタンパク質を測る尿タンパクだ。1+、2+、3+が陽性、+ー、がありーは陰性だ。この尿タンパク、今月は+ー、8月はー、7月が+ー、6月は+ーだった。

1分間に腎臓(糸球体)がどれだけの血液のろ過をしたかを表す数値GFR。一定の計算式により推算した糸球体ろ過量、eGFR、基準値は60mL/分1.73㎡以上がよく、下回ると注意が必要になる。8月はeGFR値60.8、7月は60.1、6月は56.9だった。

一病息災、病を抱え、それに日々向き合っていることが健康を保つ結果になっているということ、実感します。




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