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お子さんのために育て親が言ってはならない3つのNGワード

こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
養子当事者の志村歩と申します。

本記事の後半は有料ですが
私の当事者活動を特に応援してくださる方は
最後までお付き合いいただけると励みになります。
よろしくお願いいたします。

さて、皆さんは親子喧嘩の後で言いすぎたなぁ。
と反省したことはありませんか?

今回は、そんな養親さんに向けて私の経験を
もとに、より良い親子関係を構築していただけるように「育て親が子ども(養子)に対して絶対に言ってはいけない言葉」を3つご紹介します!

これから示す言葉の中に、普段お子さんに言っている言葉があるのならば、より良い親子関係構築のためにも控えることをおすすめします。

お子さんと向き合う中でイライラしたり、
感情的になることがあるのは理解しています。
それらは、人間としてごく普通のことであり、非難するつもりは全くありません。
ただ、人として言ってはいけないことは存在し、養子だからこその言われたくない言葉も存在するということなのです。


あなたなんて引き取らなければよかった。

この言葉は口が裂けても言わないでください。
なぜなら、子どもからしたら引き取ってくれと
頼んだ覚えは無い
からです。
お子さんは「あくまで育て親が育てたくて迎えたのが私でしょう」思っているかもしれません。

つまり私を望んだのはあなたでしょう?
という理屈なんです。

人によって考えの違いはあるが、養子と言う事実を産みの親に育ててもらえなかったという強烈な劣等感として捉えている人もいます。

そのような強い劣等感を抱えた子どもに
①のようなことを言ったら、どのような反応を
するかは容易に想像がつくことでしょう。
あなたは産みの親とは違って私を選んでくれたのではないの?と悲観するかもしれません。

悲観している子どもの気持ちを解説すると
自分の産まれを否定されたうえに生き方についても否定されているそんなところでしょうか。

さらに言うと、その生き方は自らの意思によるものではなく、大人たちの都合に振り回された結果なのだから否定されてはさぞかし不本意なのだと思います。

書きながらふと思いました。
ネガティブな人にとっては
養子という事実は一生変えることができない暗いモノなのかもしれません。

ですが、どんなに暗かろうともどのような出自であっても子どもは本人なりに育ての親に対して感謝をしているはずです。

その感謝の気持ちを汲み取っていただき
育ての親が子を否定をするようなことを言うのは
どうかお控えいただきたいというわけです。

生みの親を否定するような言葉

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