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他人は自分に興味などない、というスタンスが面白いものを生み出す。

先日の妻のエピソードnote、SNSで瞬く間にシェアされ、2日間で10万PV超えだった。完全に内輪の話だったのに、異常な共感や感動を生んでいて不思議に気持ちになった。しかし10万PVとは体感値に比べて少ない。やっぱり最近のネットはタコツボ化していて、バズの波は小さく忘れらるのも早いのだと感じた。

続編期待してる!ってコメントたくさんもらったけど、帰宅したら妻に「なんやnoteまた更新したんかいな。スマホ開いて吹いたわ。やけど調子に乗って安売りすんなや。消費されんで」と先制パンチ食らったので、当分は妻コンテンツの更新は控えます笑

さて。人は油断すると、他人が自分に興味あるという勘違いをしてしまう生き物だ。今回みたいな些細なネタがバズると、結構みんな僕に興味あるのかな、もっと笑わせないとな、と勝手に気合を入れてしまう。一気に注目を集めた人が潰れたり逃走してしまうのは、勝手に誇張したプレッシャーを感じてしまうのが原因だったりする。だけど、そんなものは多くの場合、幻想だ。学校のクラスで目が合うと、あれ?自分のこと好きなんかな?と思い込んでしまうのと一緒。「他人は自分に(自分のやることに)興味などない」というスタンスに立ち続けることが大事だ。

なぜなら、関心前提目線は素人目線を上書きし、アウトプットをつまらなくするからだ。

これは仕事でも同じ。どんな仕事でも、最初に受けた直感は大体正しい。「この商品よくわからないな」「なんかダサいな」とか「めっちゃワクワクする」とか。それはまだ知らない素人(ユーザー)の目線だから。でも仕事を進める中で情報をインプットしていると、さまざまな事情を知り理解してしまい、自分の立場もあり、内々の論理で考えるようになってしまう。そうすると段々と、面白いものが生み出せなくなっていく。正月地元に返って家族や親戚や友人に説明したときに、「なるほど…なんかすごいね…」と詰まり気味に返されたら、それはもうつまらないサインだ。

話は変わるが、7年ほど前、シェアハウスの取り組みなどで僕自身メディア露出が増えたときとき、日々SNSでのアテンションが高まるのを感じた。「すごいです!」「最高です!」みたいな調子のいいコメントの嵐だった。でも叩かれたり勢いが落ち着くと(それは当時の僕の蓄積の浅さであったが)、その人たちはもっと早い別のエレベーターを乗り換えるように、他の人に注目を寄せ、同じようなコメントを繰り返していた。

そのとき僕は、あぁ大半の人は「景気」で動いているんだなと理解した。もちろんその人や活動が好きでフォローしてる人もいるが、多くはざっくりとした景色や雰囲気しか見てない。そういう解像度で見て、面白いものじゃないといけない。だから素人思考でいることが大事。ということを妻の話から気づかされました。笑

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Visioning Company NEWPEACE代表。“20世紀からの解放”を掲げ、自動運転・シェアリングエコノミー・SDGsなど次世代のビジョン開発および社会浸透を手がける。独自事業として、都市における新たな交流場“サードコミュニティ”を展開。金髪3児のパパ。