地域の総合計画を描いた氣分!
政策を書いたのは、20年前が最初!
とある省庁の大臣交替期に、大臣補佐官になった人物が居た。
さして親しい関係では無かった筈だが、突然、呼び出しをされた。
大臣が交替したので、構想を書いてくれないか?と。
事業構想を思い描いたことも無かったし、まして、紙に落とすこともしたことが無かった身。
それでも、とある公益法人の、循環社会研究所の運営を任されたばかり。
まぁ自分のためにも、ジャンプしてみるだけの価値はあろうかと、従った。
一週間、補佐官室に缶詰めにされて、昼食だけは、省の食堂からのものを提供された。
探してみたが、当時、パワポで書いた政策が見つからない。
たぶん、パソコンはしょっちゅう入れ替えてたし、今とは比べ物にならないくらいの容量しかなかった時代。
また、「循環社会形成基本法」が成立し、多忙も極めてもいたので削除してしまったのかも知れない。
当時は、上京して間もない頃で、補佐官氏の意図を汲みきれても居なかったやに感じるが、初日と書き終え、提出の日に、大臣と面談させてもらった。
写真を撮りますか?と秘書官に問われたが、お断りした。
祖父の遺言で、写真を撮ると魂を抜かれる!から撮るな!と云われてるので・・・と笑い話にした。
が、ホンネは、その画像を営業に使われたら堪らん!と思ったからだ。
実力以上の期待を地方自治体から求められても嫌だったからだ。
そう、身の丈に合った仕事を続けたいと念じても居た。
政策との整合と目指す位置
組合員諸君に伝えたかったことがある。
吸収力の強い若い世代だから、端折らずに伝えてきた。
構想は壮大に! リスクは最小に!
運動や勉強も同様だが、目標を持たない人物が伸びることは無い!
サッカーにしろ、野球にしろ、全国大会や世界を目指さなければ、レギュラーにすらなれない。
むろん、甲子園を目指したいなら、世間並みの努力では到底行けないし、甲子園出場が目標であれば、一回戦で敗退することになる。
東大一類を目指すならば、他所様と同様の日常を送っていては、到底たどり着けないし、その先を想定してなければ、入学して人生は終焉する。
国連(国際連合)は、先の大戦の戦勝国連合だ。
未だに、敵国条項が遺り、日本は敵国の一員とされてきた。
敵国条項は、今に至るも削除されていない。
その国連の分担金を敵国である日本は米国、中國についで、拠出している。
金額は、ドル換算で、2、3億ドル(100円換算で230億円)に上る。
ちなみに総額では、29億ドル(2,900億円)であり、8%以上になる。
日本の政策は、米国と国連に戦後左右されてきている。
同盟国とされる米国は、時計の振り子のように、右やら左に揺らぐ!
トランプ大統領時代に石油の自給国になった米国は、バイデン大統領に代わり、シェールOilの掘削を削減し、輸入国になっている。
同様に、自国主義だった前大統領の時代に製造業の国内回帰を促し、メキシコ、カナダや世界の製造業が右往左往している。
が、結果、米国の失業率は、大幅に改善し、物価も安定した。
現在を論じるのは止めておくが、その米国の政策に常に追随してきた(させられた?)のが日本国の政策。
国連も無視出来ない!その国連が打出の小槌を創り上げた。
時折、バッジをしている皆さんを見かけるようになった。
掲げているのは17の目標!
国連が存在意義を示さないといけない!と国連職員が編み出したのであろうことは容易に想像できる。
笑ってはいけないが、目標を全世界に当てはめるとこうなる。
あたりまえだが、先進各国と後進国すべてが採用できる目標でないといけない!苦心のあとが見えるが、日本社会では、江戸時代に出来上がっていたシステムと概念が多い。何度か書いてきた循環型社会なんぞは、江戸時代に既に出来上がっていた。
最たるシステムが、糞尿の循環! 長屋であろうが、武家屋敷であろうが、全ての糞尿は、近在の農家へと還元される仕組みが構築されていた。
同じ頃、パリを流れるセーヌ川は、汚物に塗れ、臭氣が漂い、近づけなかったとされている。
ハイヒールも、各家庭から道路に汚物をぶちまけるため、避ける目的でつくられた!と密かに伝わる。(真偽は当時のパリを観てないから不明だが^^;
世界⇒日本国⇒茨城県⇒下妻市が政策の流れ
善し悪しは置いといて、これにいち早く飛びついた知事が居る。
東京都の小池都知事がその方。
「2030年までに都内での純ガソリン車、純ディーゼル車の新車販売を禁止する」と発表した。機を見るに敏だが、抜作と断じざるを得ない。
なにゆえ、電氣自動車が世界の趨勢になろうとしているかと云えば、TOYOTAのハイブリッド潰しに他ならない^^;
中國や、EU諸国がいち早く、EVを掲げたのはその一点であることを知らない筈が無いのに、向こう受けを狙った。
最悪なのは、東京都に本社を置く、TOYOTAの存在を置き去りにしたこと。
まぁ良い!そのことを論じる場では無い。
本題に戻る!
縷々書いて来たのは、
国連の「SDGs」
国の「地方創生」
内閣府の「ムーンショット計画」
農水省の「みどりの食糧システム戦略」
茨城県の「総合計画」
下妻市の「総合計画」と「SDGS推進条例」
の各政策に合致した計画を策定した。と云うか、国連を含めた国策が作ろうとしている農場とその技術や目的に合致していることに、氣づいただけのことだったが^_^
地方創生とふるさと納税と地方創生推進交付金
ふるさと納税が事業の目玉であったのは第二次安倍内閣が発足した2014年のこと。
ここからは、地方自治体の知恵比べだった。
やりすぎた自治体に総務省は、ブレーキをかけたが、やりすぎた自治体、いち早く取り組んだ自治体を褒めておきたいと思う。
なにゆえ?
んなもん!簡単なこと。地域産品を掘り起こし、役所に自由に使えるカネが入ってくる。その資金を元に事業を行えば、総務省がお駄賃としての、地方創生交付金を出してくれる。
いち早く、ここに目をつけて役所をあげて取り組んできた町の筆頭が、全国的には、2つある。
どちらも訪ねたことがある町だが、宮崎県の都城市と同じく都農町。
前者は人口16万人弱。後者は1万人強。
前者は135億円。後者は83億円弱を集めている。(2021年データ)
と云うことは諸経費が5割としても、70億円、40億円の特別枠事業費を持つことになる。ここに、総務省の交付金が事業によっては付加されるから、どんなことになるか^_^ 近隣では、境町がこの制度を活用しているのはご案内の通り。
1718の自治体職員と幹部、議会議員は、首をうなだれるべきであろう。
そう、せっかくの大チャンスを見逃してるからだ。
役所は、ツバメの子では無い! 口を空けて、地方交付税を待ち受けている時代は、昭和に終焉している。
これを政策転換、展開の好機と捉えられなかった自治体は税金の無駄遣いと知恵が無かったと断じられても反論は出来えない。
悪い癖で、脇道へ逸れ続けている^^;
まぁ年寄の戯言であると見逃していただきたい!
支離滅裂な人生の末に!
先の15年間はコンサルとして全国を飛び回り、自治体の総合計画や循環基本計画、環境計画、農業振興計画に携わらせていただいた。
その前の15年間は、宅配産直の奔りと呼ばれた事業に専念した。
後半の10年間は、それこそ寝食を忘れて事業に邁進した。
人生がもっとも充実する40代を全国の農家と連係しつつ、師匠と呼べる皆さんの薫陶を受け続けた。
弟子が二人事業の途中でどちらも交通事故で亡くなり、意欲も失せた。
死のうと思ったことが二度ある。
この二人の死に向き合った時だ。
たくさんの人々に恵まれ、助けられた人生。
それこそ、日々、イノチだけだった。
生きてきたのでは無く、生かされた!と考えている。
迷惑をかけ続けた両親と家族。
両親は既に他界し、家族は離れて暮らしている。
理解してもらおうとは思わないし、理解出来ないであろうことも認識している。理解者は、
・社団の同志の諸兄と在京時代の数少ない仲間。
・コンサル時代から縁がキレてない自治体の皆さん!
・多くの師匠のみなさんとの邂逅と授かった教えと知恵。
これから自己に課した四年間は、知恵の限りを尽くさないといけませんね。
空の宇宙と大地の宇宙の間でいかされている。
世界は混沌の只中にある!
生まれ育った村は、混沌から一足先に生まれ変わる!
そう・・・宇宙がビッグバンで始まり、ブラックホールで星が終わり、また、新星が誕生するように!
大地はそれこそ、無数の生命体が形作っている!
豊かな土壌には、1グラム中に1億とも云われる微生物群が棲息している。
一握りにすれば、世界の人口を超える生命体である。
宇宙と宇宙の間で生かされているちっぽけな存在が人類を含めた生命体。
そのことを自覚した上で、大地と対峙し続けたいですね。
For the Nature & Future
40年前に、勤め人を辞めた!
そうだ! ぬるま湯に浸かってる場合では無い、農業に戻ろう! と
その折りに名刺のコピーを表記にした。
冷静に考えれば、己がこれには含まれていない。
畑作公社の諸君との事業構築には、以下の二文字を加えておかないといけませんね!
For me と For Us
さて、人生の完結編の第二章が始まります!
それこそ、命がけ!
全身全霊で取り組まないといけませんね!
な~に、恐れるものは何もない!
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