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転入して衝撃を受けた洪水ハザードマップ

こんにちは、下妻市地域おこし協力隊の大竹です。
今日は、転入した時に衝撃を受けた洪水ハザードマップについて紹介します。

下妻は実は水のまち

下妻市は鬼怒川・小貝川という2つの川にに挟まれています。舟運が盛んだったり、湿地帯を濠として活かしたお城があったり、治水事業にずっと取り組んできた歴史のある地域です。

何となく情報としては知ってはいたのですが、まち中でその痕跡を目にすることが少ないため、「下妻=水」のイメージはあまり持っていませんでした。

(城下町が形成されていたことも知った時は驚きました。分かり易い痕跡が残念ながらまち中にあまり残っていないのです。県西でも下妻のエリアは重要な拠点だったことが伺えます。)

下妻市洪水ハザードマップ

「下妻は水と共に暮らしてきた地域なんだ」と実感が湧いたのは、下妻市役所で転入届を出した時にいただいた「下妻市洪水ハザードマップ」(web版)です。

どの地域でもハザードマップは作られていますが、転入時に渡されたのは下妻が初めてです。(もしかしたら頂いていたのかもしれないけど忘れている…)

2015年の大型台風で、鬼怒川の堤防が決壊し、下妻市も含めた周辺地域が甚大な被害を受けましたが、当時は残念ながらどこか他人事でした。
しかし、マップを見て、「おや、私の住んでいる地域は浸水地域だぞ。」と初めて気づいた時にはちょっと度肝を抜かれました。ちゃんと確認しておかないとな、とマップを眺めながら避難所を確認。

私の実家がある東広島市も2018年西日本豪雨で被災しました。幸い実家は何もなかったけど、危うく近所の川が決壊するところまで行きました。

何かしら準備をしておけば、自分が当事者になった時、他の地域が当事者になった時、何かは少しでも助けになるかもしれないな、と思いつつ、家の食べ物ストックや備品も始めました。

整備された堤防はサイクリングロードへ

現在すでに、鬼怒川の堤防は整備が完了しており、サイクリングロードとして活用することになっている様です(鬼怒川緊急対策プロジェクト+)。
また、下妻市でも自転車愛好家の有志チームが発足していました(Teamシルクロード7)。

県南の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は国のナショナルサイクリングルートに選定されたので、下妻・県西エリアのサイクリングも今後話題が増えていくのかな、と楽しみです。

私も自分で鬼怒川・小貝川を走ってみようかな。

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