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メンターの役割:言語化

メンターについて、2回目の記事です。
僕自身は今、人材開発の担当ではないですがなんだかんだで、メンターとか研修について考えるのが好きなので、今回はメンターの重要な役割の一つである「言語化」について書きます。

「言語化」というとメンティーの思いを言葉にしていくというイメージですが、間違っても気持ちを当てにいったりしてはいけません!あくまで傾聴、聞き出す、というスタンスです。

では、どのように応対していくかというと、個人的には過去の成功体験を聞くというのが王道だと思います。これは仕事でもいいですし、若いメンティーなら学生時代の話でもいいです。このとき、自分が同じ年のとき何をしていたか、何を考えていたか、をイメージしながら聴くとうまくいく気がします。

その上で、少しずつ言葉を補足していく感じです。行動したことや結果は言語化は難しくないので、そのときどういう思い、考えだったか言語化できるようにアプローチします。

そして、この思いや考えを抽象化していくと今の仕事に活かせる教訓みたいなものにたどり着ける可能性があります。マネジメントの仕方、工夫、ポイントみたいなものは学生の組織でも企業でもまあまあ似ているからです。

もちろん、毎回うまくいくものではなく、なんとなく過去の話をしてるだけで終わってしまう場合も当然あります。特に僕の場合は普通にメンティーの話を聞くこと自体が楽しくなってしまい、言語化を忘れて、雑談で終わるみたいな。笑

でもこれでいいかなと思ってます。こうやって土壌を耕していくと、メンティーも聞き出さなくても話してくれるようになるので、本当に緊急の相談ができた場合、対応も的確かつ迅速にできる気がしますし。

とはいえ、僕の場合は「いつも中身のない会話になりますよね。。」と言われることが多く、もう少ししっかり対話しなければと思います。笑

結局は最初の関係構築みたいなところが大事な気もしますね。そのあたりは僕の中でまだ言語化できていないので、でき次第また書きたいと思います!

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