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コールセンターのデジタルシフトに必須の職種!CREについて

カスタマーサポートとテクノロジーを語る「CSTechチャネル」更新しました。

みなさま、CREという職種はご存知でしょうか?

最近、にわかに注目を浴びている職種です。

Q:CREとは何ですか?

A:CREとは、主に、コールセンター・コンタクトセンターの課題を、エンジニアの職能をフルに発揮して、アプローチしていく職種のことです。

CREは、Customer Reliability Engineerの略で、カスタマーサービスの効率化や体験向上にエンジニアとしてコミットして、主にカスタマーサービス部門(コールセンター、コンタクトセンター)と一緒にチームを組んで働くケースが多いです。

メルカリさん、ミクシィさんの事例が有名どころです。

Q:CREがいるとどんないいことがありますか?

A:コールセンターの現場の課題を、エンジニア視点でクリアしてもらうことで、運用効率が向上・品質の向上を達成できます。

例えば、
・顧客DBの検索性能をUP、作業効率が上がる
・推奨応対を自動でレコメンドしてくれ、提案の質が上がる
・煩雑な業務を自動化してくれる(分類、コピー系の作業)

などの、コールセンターの現場で活用しているシステムの利便性を向上させ、効率化だけでなく、オペレーション品質向上の支援を、テクノロジーの側面から実現してくれます。

さらに、withコロナ、アフターコロナ、ポストコロナにおいては、「コールセンターのセキュリティレベルを落とさずに、リモート体制を構築することは可能か?」「リモートと現場のハイブリッドなコールセンターの運用におけるシステム制御・管理はどうすべきか?」などの課題に取り組んでいるCREの方も多いと思います。

まさに、コールセンターのデジタルシフトにおいて、非常にキーとなる職種です。

Q:コールセンターのデジタルシフトとは何ですか?

A:デジタル時代の顧客に合った、カスタマーサービス体験を提供することです。

ほぼ全ての顧客が、スマホを1人1台持っているという現状において、顧客が望んだタイミングで、顧客が望むチャネルで、最適な顧客対応を実現する必要があります。

顧客対応は、電話だけ、メールだけ、ではなく、顧客が好きに選べるようにするのが理想です。

顧客側の事情はそうですが、企業側の事情にもリソースや投資金額の成約があります。

その両方をバランスさせながら、自社に最適なカスタマーサービスとはどんなものか?を試行錯誤(アクション→結果検証のサイクルをまわす)していくには、デジタル活用は前提となります。

Q:CREがいない場合、どうすればいい?

CREがいない場合、「テクノロジーで解決可能な課題」を設定し、その対応策に応じたソリューションを選定する必要があります。

・SIerや開発会社にアウトソーシングして実施する
・課題に合ったサービス(SaaS)を利用する

それ以前に、「どのような問題が解決可能なのか?」という知識共有の場に参加していみるのもいいかもしれません。というのも、テクノロジーによる解決策の事例があると、課題認識の解像度が上がることがよくあります。

「え、この問題ってこんなふうに解決できるの?」

「今まで我慢してただけだけど、これは課題として取り組みたい!」

そのような発想を得るキッカケとして、事例の勉強は非常に有益です。

弊社も参加させていただいたことのある、mixiさん主催の下記のイベントは、いい意味で、マニアックでおすすめです。

弊社でも「CRE」について、動画でまとめているので、以下のCSTechチャンネルを御覧ください。

CREに限らず、CSTechチャンネルでは、カスタマーサポート×テクノロジーの話題について、定期的に更新していきますので、よろしければチャンネル登録、お願い致します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

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われこそはCREになるぞ!という方、応援しています!


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