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【引退撤回】我らのアキカウリスマキが戻ってくるぞ!!【新作撮影のお知らせ】

先日、SNSで「アキ・カウリスマキが新作を撮っている」というニュースを見かけて驚いた。

アキ・カウリスマキは『過去のない男』(2002)、『ル・アーヴルの靴みがき』(2011)などで知られるフィンランドを代表する監督。日本でも映画好きを筆頭にファンが多く、筆者も大好きな監督の1人だ。

だが、アキ・カウリスマキ監督は2017年の『希望のかなた』を最後に監督業を引退していた。

情報が載っていたのはアメリカ発のエンターテイメント業界媒体『Variety』。記事内容を日本語でまとめると下記のような感じになる。

新作のタイトルは英語で「Dead Leaves」(フィンランド語で「Kuolleetlehdet」、日本語に訳すと『枯れ葉』)。『パラダイスの夕暮れ』、『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』の労働者3部作に連なる作品になるらしい。

アルマ・ポウスティ(『TOVE トーベ』場面写真)
2020年製作/103分/G/フィンランド・スウェーデン合作

主演はフィンランド出身の俳優で『TOVE トーベ』でトーベ・ヤンソンを演じたアルマ・ポウスティ。

撮影監督はアキ・カウリスマキとこれまでもタッグを組んできたティモ・サルミネン。今年の8月末にヘルシンキで撮影を開始し、2023年に公開予定とのこと。

ということで、急な知らせて驚いたが、アキ・カウリスマキの新作はもう観れないと思っていただけに本当に嬉しい。アキ・カウリスマキは日本でもファンの多い監督だけにこのニュースを聞いて嬉しく思う人はいるのではないだろうか(なぜか日本の映画系ニュースではまだ取り上げられてないけど)

新作が早く観れる日を心待ちにしたい。

念のため他の媒体も確認したけど、新作撮影のニュース記事が挙げられており間違いない模様。

【2023年5月28日追記分】

アキ・カウリスマキ監督のその後の情報を。
新作『Fallen Leaves』を今年のカンヌ映画祭に出品。
審査員賞を受賞しました!

ということで、とりあえず無事に撮り終えてて良かった。。。
その人気から日本でも上映されるのは確実だと思うので、その日を楽しみに待ちたい!

【2023年9月30日追記分】

遂にカウリスマキ監督の新作が『枯れ葉』という題名で公開されることが決定!12月15日よりユーロスペースほかにて全国公開される予定。

またこの新作公開にあわせ、廃盤だったカウリスマキ監督の作品を集めたブルーレイBOX『キートス!! カウリスマキ Blu-ray BOX』の再販も決定した。

新作がこんなに早く観れるということも驚いたけど、ブルーレイBOXを買い逃していたので再販してくれることが有難い!!

『枯れ葉』:公式サイト
https://kareha-movie.com/

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