見出し画像

カロリーの化け物を倒しに行った話

8月16日の金曜日、名古屋は38度を超える炎天下。
今年の夏は例年に比べ特に暑い。焼け付くような日差しの中「ある食べ物」を求めて愛知県の大須観音に降り立った。

訪れたお店は『FAT MAN’S MiSERY.(ファットマンズミザリー)』
訳すると「デブの苦悩」というイカしたネーミングのお店だ。今年の5月にオープンしたとのことで店舗は綺麗で洒落ている。

店舗を訪れたのはオープン10分前の10時50分。
すでにお店は開いているようで1組の先客がいた。席に案内されると店長らしき方から「オーダーは11時からになります」との案内が。

時間になるまでのわずかな間、メニュー表を見ながらどんな料理があるか見ることに。アメリカンダイナーを意識した店内は真新しく綺麗で小洒落てる。

アメリカンダイナーをイメージした店内は真新しく小洒落てる。ナプキンの「PEOPLE WILL DISLIKE YOUR DIRTY WET MOUTH(口を拭け)」というメッセージも良い。

11時になりオーダーを取りに来たので、お目当てのものを注文。
頼んだのは『ルーサーバーガー』
これこそ自分がずっと食べて見たかったもの。

ルーサーバーガーとは、バンズの代わりにドーナツでパティを挟むというとんてもない発想のハンバーガー。ドーナツバーガーとも呼ばれており、R&B歌手であるルーサー・ヴァンドロスが名前の由来とのこと。

最初、この存在を知った時「最高に頭の悪そうな食べ物だ」と思ったと同時に食べてみたいとも思った。

注文して待っている間に続々とお客さんが入ってくる。店内はそこまで広くないので、もしこのお店に行こうと思ってるなら開店直後が良いと思う。

注文してから15分程してお目当てのものが到着。
こ、これはデカい…!
想像以上のデカさ、そしてカロリーもエグそう…

ドンっ!!これがルーサーバーガーだ!!ド迫力の見た目。

勘違いしていたが、ルーサーバーガーってドーナツを横半分に切って挟んでいるかと思ったがドーナツ同士で挟んであるんだね。

挟んで食べるつもりだったが、これはぶ厚過ぎで挟めないぞ。
包み紙もないので、ナイフとフォークで食べるのが最善なのだろう。

上から撮影した図。これから食べようとすると背徳感が身体を駆け巡る。

ナイフでドーナツを切りパティと一緒に食べてみる。

うまっ!!これ美味しい!

ドーナツの甘さとパティの塩味、正直どんな味かは予想してたがこれは想像以上。シュガードーナツはアメリカンらしく滅茶苦茶甘いし、パティも2枚分くらいあるんじゃないかな、ボリューミーな肉の塊はジューシーで最強に美味しい。

食べながら自然と顔が笑顔になっていくのを久し振りに感じた。

これは「ルーサーバーガー」という料理だからじゃなく、この店だからこの美味しさなんだろう。大好きすぎる味だった。

あまりの旨さにあっという間に食べてしまった、背徳感を超える確かな満足感。1度食べてみたいと思っていたが、これは1度だけじゃなくこれからも食べていきたい味。

ハイカロリーなのと値段が約2000円とお高めなので頻繁に通うことはできないけどまた行ってみよう。気になる人は是非チェックしてみて欲しい。


読んでいただきありがとうございます。 参考になりましたら、「良いね」して頂けると励みになります。