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2021年、モンハン参加型配信をアクティブ増やすために気を付けたこと。

今年、結構真面目に自身の配信について向き合ったので、
モンハン参加型っていう結構ニッチな界隈ですが自分の配信に対する考えや回答を記していこうと思います。

そもそも何でモンハン配信頑張ろうとしたの?

突然の問題提起ですが、このあとの文章に繋がりそうなので記します。
Vtuberって山ほどいるなかで”どう目立つか”ってことを考えないといけないと思うんです。その中で自分の得意で継続できそうなものがモンハン配信だったのです。ちょうど新作ライズが発売するし、ここに懸けてみるかっていうちょっとした覚悟もあった気がします。

モンハン配信の最初の壁は?

「人が来ない!」ってかんじ。
発売直後は大手Vtuberさんに人が寄るのでどうしても人が流れてこないし、ある程度旬も過ぎたころにはそもそもモンハンのプレイヤー母体数が減って人が来ない。

かといってどのVtuberモンハン配信も過疎っているわけではなく人が多いところはちょこちょこあった。この違いはなんだ・・

打開策は自分の"スタイルを変えること"

結局その時々で流行っているスタイルにすり寄っていくのが近道。すり寄ってから自分を出していけばいいと思い、まずはアクティブの多い配信の特徴を調べていくことに。
1. Vtuberが可愛い
2. キャリーされてるパターンが多い
(配信者がガチってるところも1個くらいあった)
3. 女の子(バ美肉ではない)のVtuber/配信者
4. 効率狩りよりはコミュニケーションを楽しんでいる
5. 配信者が視聴者のアクションを丁寧に拾っている
6. 視聴者に対する感謝を頻繁に丁寧に伝えている
7.男性配信者が伸びている場合は手伝い系配信かつ動画勢なことが多い

7は置いておいて、1番から自分がどこまでクリアしているかを考えました。

→多分出来ている。
ビジュアルは及第点。ただ、性癖もりもりVtuberには負ける
(露出が多いモデル、色彩豊かなモデル、等々と並んだ時は見劣りをする)

→出来ていない。
キャリーどころか効率狩りに近い配信をしていた。
マガドのレア素材集めで一頭3,4分で倒し続ける配信とかしてた。

→女の子だもん!!!!
ただ言動はキャピキャピしておらず冷静なことが多かった。

→出来ていない。
2と被るが、効率狩りに近いスタイルだったのでゲームを楽に進行するために人を集めるような配信を目指していた。
(キャリーではなく自分自身が確実に戦力になった上での話)

→出来ていない。というよりコメントが少なかった。

→出来ていない。
来るのが当たり前、物好きが来ればいいやor流行ってるゲームだから最低限来るでしょ、みたいな考えでいたので初見コメントを適当に返してた。(「あー、初見さんいらしゃい。」程度)

これらを反省点として、出来ていないところを自分なりにかみ砕き、消化することに。


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↑ 一般通過マガイマガド

流行りに自分を適応させていく、その1

ただ、どうしても伸びている配信の完コピは出来ないし、出来たとしてもそれは自分に無理をさせてしまいストレスになることが分かっていたので反省点を自分用に置き換えていった。

まずは自分のゲームプレイングスタイルを見直すことに。
モンハンはシリーズを長くやってきているだけあって、そこそこ出来る。
ただ、それを前面に押し出すと視聴者は引いてしまうようでした。
自分が魅力だと思っていた”元廃人プレイヤー”、”TA勢" みたいな煽り文はそんなに人を惹かない。だって視聴者はそういう人とやりたいわけじゃないもん。上手い人とやりたいっていうのは割とゲーマー気質な考え
スポーツで考えると、河川敷で初心者やアマチュアがワイワイしてるところで、突然サッカープロの人が練習相手募集してたとして、そこに初心者やアマチュアが集まるかと言われればそうじゃないと思うんですよね。
楽しくやりたいだけで、別にプロの人とやって上手くなりたいわけじゃないし・・一緒にやると緊張するしヘマしないか不安、みたいな。でも中には向上心あって突っ込んでいる人もいます。少数ですが。

すいません、脱線してしまいました。(あまりにも当時の自分にとって衝撃だったので長く書いちゃった笑)

どういう配信が人気だったかを振り返ると、アクティブが多いところはどこも「配信者がキャリーされてる」スタイルが多かった。キャリーされてるってほどでもなくても、モンスターに対して「さっきは勝てたけど、今回は勝てるかな・・」くらいに不安げに思ってる配信者さんの方が伸びていました。
でも今更自分はそういったスタイルに変更はできないので、何故キャリーされる配信が人気になるのかを考えることに。

キャリーされている状況というのは、参加者さんが活躍できている状況なことが多い。つまり、視聴者さんは参加型において自分の活躍を配信に残したいのではないかなと。
改めて考えてみると、自分自身も他の参加型に入った時に同じように思っていた。その配信者さんと同じ武器を担いだり、クエスト中に配信者さんに付いていったり、など配信に映りたがっていた気がするし、そこで行動を拾ってもらえると嬉しかった。
そして裏を返せば、自分が目立てない配信はブラウザバックされるorリピートされないということ。そしてそれは当時の自分の配信に当てはまっていた。
自分はそこそこモンハンをやってきた上にVtuberになる前もモンハン配信をしていたため、人のプレイングを見てもあまり驚けなく、上手い人や変わったことをしてくる人が来ても「こういう人かー」とか「それ知ってる~」くらいにしか思えなかった。
配信者にそういう冷めた反応されると、一生懸命アピールしてるのにこの配信は目立てないから楽しくないなってなっちゃうな、と。
同時にそういった視聴者のアピール姿勢を拾っていって、視聴者さんに配信で活躍できている実感を持ってもらえるのであれば別にキャリーされ配信じゃなくても楽しめるのでは、と。
それなら自分の配信に活用できそうだ!ということで実践へ。

アクティブが多い配信を改めて見直してみると、自分が当たり前、見慣れていた「罠を敷く」「回復をしてもらう」「翔り蟲の移動が早い」「こだわった重ね着」などなどに対して一つ一つ丁寧にリアクションをしていた。

ここが自分との差だと思い、自分の配信でも「今の上手い!」「助かる!」「ありがとう!」「その重ね着かっこいいね!」などそういった言葉を気持ちを込めて発言するようにした。モンハンは淡々とモンスターを討伐し効率よく狩ることに専念していたせいもあって、ここは本当に盲点だった。みんな効率よく素材を集めるのが好きなんだと思っていた。マジで。

ちなみに、この辺は、Vtuberではなく、Vtuberでない女性配信者を参考にした500人~600人くらいの登録者数でもアクティブ50人オーバーの配信者さんがめっちゃおおい。ジェンダーがーとか、どうせ男性配信者は・・とかいう話をするわけじゃないが、やっぱ女性パワーはあるよ、仕方ない。
兎にも角にも、彼女たちはゲームをライトかつ純粋に楽しんでいる(私が遠い過去に忘れてしまった、倒せるか倒せないかで楽しんでいるのだと思う。)ので参加型に来るようなやり込み派のゲーマーの動きは異次元だし、それに純粋に驚いていたし、それと同時に感謝(視聴者/受け手としては褒められるに近い)していた。そしてそれは見ていてめっちゃ楽しいし和やかだった。

そうすると、やはり視聴者さんの反応は良くなった。コメントが増えるとこちらも話すことが増えて、視聴者もそれに合わせてコメントを増やしてくれる・・と良い循環が生まれていった。この循環のおかげで、一人一人の見ている時間も長くなるので自然とアクティブ人数が増えていくのだと思う。
この循環のおかげで、リピーターも増えてコメントも増えていった

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↑一般通過ドスフロギィ

流行りに自分を適応させていく、その2


くり返しになるが、私自身がモンハン経験者でしかもやり込み派でタイムアタック、魅せプレイなどをしていたためそこそこモンハンが出来た。だがその経験のせいで初心を忘れて一般的でないゲーマー的目線に立っていたことがその1での失敗and改善点だった。
でも、ゲーム配信においてゲームが上手いことはマイナスにはならないと思っていて、(ちなみにゲームが下手すぎると視聴者はストレスを感じるそうです。)配信者がモンハンが上手くて参加型も楽しく馴染みやすい配信を心がけていくことにしました。

じゃあそれを踏まえて、モンハンが上手いことをどう人に伝えるかを考えていった。討伐タイムが一番の上手さの指標になるけれど、大手のTA勢には規模で勝てないしタイムも勝てない、何しろ参加型では目立たないし分かりづらい
マルチかつ参加型配信だからこそ、分かりやすいモンハンの上手さのアピール方法を考えた。

これに関しては、あらかじめ箇条書きにしていたわけでなく配信をしていく間に「これをやっているVtuberは居ないし、モンハンが上手くないとできんやろ!」と思ったことを挑戦していった。たとえば、

1.モンスターと戦いながらコメントを拾い続ける。
→大体の人は戦闘になるとコメントを拾えなくなるので意識して拾うようにしてみた。
2.モンスターが討伐できるタイミングを宣言する
→モンスターの行動予測などもできるが、ライト層が見た場合分かりづらいし早口になってキモイので、一番わかりやすい倒す瞬間を予言することにした。私の配信でいう「デス~~(技名」で倒すヤツ。
3.いろんな武器を使う
→他配信のVtuberさんは大体一つの武器種、多くて2種類しか担いでいない人ばかりだった。いろんな武器を使えるのはやっぱカッコいいのでチャレンジしていった。

こうしたことを繰り返していくうちに、視聴者さんからも「コイツ‥出来るぞ!」と思って頂けているようだった。純粋にプレイングを褒めてくれるコメントが増えて、私もニコニコ、視聴者さんもニコニコ。
こうやって工夫してきたころには割とコメントが増えてきていて、ちょっとモンハンが上手いVtuberみたいな立ち位置になっていったみたい。嬉しい。
そしてそこで舞い込んできた一つの知らせが・・・!

人を増やす原点、コラボに挑戦する!

この大手TA勢の方とコラボしてみませんか?と橋渡しをしてきたリスナーさんが。私がそこそこ出来るハンターと思ってのことだったんだと思うし、そのリスナーさんは私とその方のコラボを見たかったらしい。(たしか。違ったらすいません)コラボ内容は後述するとして、そのコラボが終わって以降、私に対する認知度が上がっていったように感じた。

いきさつはそれぞれ異なるけれど、自分の登録者数ではコラボを頼みづらいチャンネルにも自分のモンハンの技術が少し人よりあったこと視聴者さんが増えてきたこと(コラボしてもこちらの配信でコメントが少ないと申し訳ないので)でコラボを頼めるようになりました。有難いことです・・!

ではどのようなコラボをしたか、というとせっかくゲームが上手い人とやるならばそれを活かすことに重点をおいた。
それが『モンハンライズ武器講座コラボ』。今のところ全4回。今後増えるかどうかは分からない。
コラボ相手さんの為にも、自分の為にも、視聴者さんの為にもなるというコンセプトのもと発案した。
どれも結果は大成功。コラボ相手の方々に良い影響があったかは定かだけど、コラボによって私のチャンネルを知ってもらうこと、武器の使い方を視聴者さんも私も深く知れるという点で好評だった(と思う)。そしてコラボ相手様、どの方も皆優しく丁寧に教えてくれました。コラボをさせて頂いたこと、感謝しています。本当にありがとうございました。

やっぱりコラボは強い。大手の方とコラボできたおかげで所謂「~さんのところから来ました!」という方が増えた。また大手の方は動画をメインにしていて配信を多くやっていないところもあって、なんかモンハンが少し上手いVtuberの配信を物珍しく見に定着してくれた感じがした。

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一般通過イブシマキヒコ↑

さらにアクティブを定着させるためには?

(この辺の話はコラボをしたタイミングと前後してるので時系列はあまり考えないでね。)
さて様々な工夫をしてそこそこ人が集まるようになっていた矢先、いま定着しつつあるリスナーさんをさらに惹きつけるにはどうしたらいいかと考えていた。ここでも”他Vtuberがやっていない”ということを重点に置いて案を詰めていった。所謂~体モンスターを狩るや、耐久、縛りはみんな見飽きてるし自分もやっていてつまらない。リスナーと自分を繋ぐ方法・・直接つなぐ方法・・あぁ!と思いついたのが狩りデート企画でした。
とっても単純。よく来るリスナーさんと1対1で話しながら狩れれば、私の配信がめっちゃ印象に残るのではという考えのもと。
結果として、狩りデート企画をしてその時に参加してくださった方々は今でも私の配信に来てくださいます。ありがたい!
意見として「リスナーと思いっきり歩み寄った企画するモンハンVtuberさんは他に居なかった!」みたいなのを頂きました。せやろ?せやろ?
そしてその時に参加した方々によって、ちょっとしたコミュニティも形成されました。実はこの辺の新しいコミュニティが出来るまで考えて企画していた。今はそのコミュニティで私の配信を宣伝して頂いたりしてもらっている。ちょっとしたファンサーバーみたいなやつです。おかげさまで配信の待機勢が増えた。待機コメントは嬉しいのだ。

vかり

突然のアクティブ落ち込みから気づく配信の基礎固めの大事さ

そんな風に順風満帆に参加型配信をこなしていた日々、突然アクティブ人数が減った日があった。特にその配信前に特別人が減るようなことをしてるわけではなく、何故か減ってしまった。
その原因を突き止めるためにまた原点に返り他のモンハン参加型配信を見に行くことにした。youtubeで「モンハン参加型 Vtuber」と検索してフィルターをかけていくわけだが・・そこで気づいた。「あれ・・?自分の配信が検索にひっかからない・・」
そう、検索に引っかからなくなっていたからアクティブ数が減っていたのだ。
なぜ検索に引っかからなくなったかというと自分の配信タイトルに「参加型」「モンハン」などが書いていなかったためだった。基礎中の基礎だが、日々気分で配信タイトルを変えていたせいでうっかり付け忘れてしまっていたのだ。急いで配信タイトルに「参加型」「モンハン」をつけると無事に検索に引っかかるようになった。

タイトルとサムネの関係性を考え直す

タイトルで検索にひっかかるなら、サムネってどんな役割なんだと改めて考えなおすことに。
そもそも視聴者はサムネとタイトルどっちを見て配信を選んでいるかと言うと、おそらくサムネイルだと思われる。文字より目立つし、左側に置いてあるし、(人は左にあるものからチェックしようとする心理があるらしい)、人の顔が張り付けてあるし、文章よりも直接的に情報が入ってくるのだ。
そのサムネイルを見て詳細をタイトルで確認する流れが殆どだと思う。または、サムネだけみて判断してる人も多いと思う。

なので、私はこのように割り切ってサムネとタイトルを考え直した
サムネ
いわば配信の顔。なるべく人が見てて気持ちの良いものにする。
はっつけてある顔を満面の笑顔にしておくとか。
あとは文章でなく単語を確実に目立つように配置しておくなど。
↓今使ってるサムネイルはコレ

モンハンライズ参加型配信5

(ビジュアルの強い可愛いVtuberはやっぱりこの辺で得をしている。おっぱいでかかったり、ハイクオリティLive2Dだったりはつよい。イラスト外部発注してるパターンも強い。)

タイトル
検索をひっかけるためのアイテムという考えのもと、タイトルを作っていく。この場合必須な単語は ”参加型””モンハンライズ” など。Vtuberっていうのも検索ワード的にひっかかりやすいので大事かな。
ここを配信の詳細を伝えることに重視して考えると、さっきのわたしのような検索にひっかからないという凡ミスをしてしまうのだと思う。
どういうワードで検索されているかを考えたり調べるのが大事なんだと痛感した。

まとめとか

いろいろ書いたけど、結局どういう配信がいいのかという話。
最高なのは、女の子で、声が可愛くて、反応が可愛くて、ビジュアルが性癖もりもりで、ゲームがちょっと出来るくらいの人です。

でも、そんな人なんてあんましいないので最低限重視すべきなのは
リスナーへの誠意のある対応感謝の気持ちを忘れないこと
初心のころの目線を持って接するゲームに対してイラつかないこと、などだと思っています。
特に私みたいにゲーマー気質な配信者は、割とこの辺のどこかが欠けちゃってリスナーからみて”なんか怖い人”になっているのかな、なんて思う。

あとは自分を客観視すること。
私もきっかけは自分を客観視して、自分のプレイスタイルが世間にどう思われてるかを数字(視聴者数とか再生数とか)で判断するところから配信の見直しが始まっていった。
ゲーマースタイルなら、それを貫けるように配信内容、話す内容などを考え直す必要があるし、ゲームが特別得意なわけじゃなかったらリスナーとの関り方をさらに考えることが必要になってくると思う。
ココに限っては、モンハンに限らず参加型のゲーム配信全般に言えることかなと。
それと、自分のスタイルに似た伸びてる配信者を真似すること。私は形態として女性配信者を参考にしたが、ここも人それぞれのプレイスタイルによってどういう人を参考にするか変わってくると思う。
そういう見直しから、自分が他の人より出来ることを見つけて伸ばしていくのが大事だなとこの一年やってみて思った。

ということで、今年の振り返りでした。モンハン以外もあると思うけど、ライズ配信初めてから1000人くらい人が増えてるみたいです。うれし。
アクティブ数も30人超えが当たり前になってきて、ときどき40人近くまで伸びてるみたいです。そこからどう初見さんを呼び込めるかを考えるのが今後の目標かなと考えてます。あとは、動画投稿にも気合入れていかないとなって。サンブレイクに向けて数本動画を準備していきたいと思ってます。
これからも頑張るぞ。

ここまで長文読んで下さりありがとうございました。誰かの参考になったら幸いです。

しもきたろん

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