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2023年9月の園藝部DAY

9月園藝部DAY まちなか園藝教室は、夕暮れ時の17:00から「のはらでサウンドスケッチ」が開催されました。

満月の次の日で、月の満ちた日の夕暮れ時に、虫や植物が奏でる「音」に耳を澄ませ、自然と心に浮かんだイメージを絵に起こし新しい感覚を開いてみようと、シモキタ園藝部の子供部員、大人部員合わせて11名が集まりました。

こやでサウンドスケッチのレクチャー

はじめに、シモキタ園藝部 理事社員のみっちーさんより、サウンドスケッチのやり方のレクチャーを受けました。

聞くときのポイント「草になってみる」どんなことなのでしょう?!

のはら広場で音を聞いて、スケッチしよう!

レクチャー後、スケッチ用のカードとクレヨンや色鉛筆などを持って、のはら広場へ向かいました。
夕暮れ時で、たくさんの人が行き交い、とても賑やかな雰囲気です♫

夕暮れ時で、たくさんの人が行き交い、とても賑やかな雰囲気です♫

のはら広場の雑木林ゾーンや、草むらの中へ、それぞれ分かれて、耳を澄ませました。

人の話し声、足音、自転車の音、空調の機械音、飛行機の音など人工的な音だけでなく、風で草がそよぐ音、そして虫の声など、じっくり音の世界を体験。
音はどんな形?
音は縦に聞こえる?横に聞こえる?
虫の声はどんな形?
その時、心に浮かんだイメージをスケッチしました。

スケッチを発表!

音は、さまざまな色や形で描かれてました。

「人の声、風が吹いている音、りーりーりーりー、りぃりぃりぃと虫の声が聞こえました」
「よかったのは、風がほわーとした感じ。虫の声もじーじーと下の方で感じたものを描いてみました」
「違う音だから、違う形に。虫の声は聞こえなかったけど聞きたかったなーと思い、点線で描いてみました」
「耳をダンボにして聞いてみたら、虫の声が高い音やじーじーじーなど4種類ぐらい聞こえ、人工の音もいろんな音が渦巻いて、融合して不快ではなかったです」
「人工的な音しか聞こえなかったけど、一陣の風がざっとふいて、その時の音が際立って聞こえ、草がバーッと揺れた音のスケッチしました」
「人の声は言葉の意味より、音の高さや、強弱が楽しく聞こえ、じじじじじと鳴いている虫の声はオレンジ色、丸く書いたのはふわふわした風の感じです」
「目を閉じて音をきいていたらゆらゆらしてハンモックに乗っていた時みたいだった!」
「虫の声は縞模様に聞こえたのでバーコードのように描き、その虫の声を遮る人工の音は、不快ではなく、いとおしく聞こえました。草や、野菜の気持ちになって、どういう風に聞こえるか考えながら聞いてました。一番聞こえたのは無音の音、無音の時にも音があるんだなと感じました」
「おうど色でひびが入ってるのが虫の声、草の音の上に、人の声があり、上は飛行機の音、光の音が聞こえ黄色の丸で描きました」
「ゴーやジーと飛行機や機械音、隣でがさがさしてイライラした感情も描いています。虫の音は鈴の音みたいなきらきらした感じでした」
「虫の声、人の声はオレンジ、ざざざーと草の音が丸いイメージ。車の音は左側に真っ直ぐ、飛行機の音は上の方でぼわーと。草の中に、人の声が突っ込んでくる感じ。人の存在が丸や四角に感じて描いてあります」

こちらは、事前にスタッフがサウンドスケッチをやってみた時に描いたものです。

「右上からの線は虫の声、丸が車の音、人の声、犬の鳴き声が右上の方に、左側の点々は人の足音を描きました」
「左上のくの形は犬の声、人の声はオレンジの線でかぶさってくる感じ、上に乗っかってくる感じで。虫の音は規則的に聞こえるので縦の点線で描きました」
「人の声がオレンジで、りーりーりーという虫の声は黄色の丸、じーじーじーという虫の声は縦の線、下は心地よいと感じた風が流れていく様子です。頭の中にある映像を単純化て描くとこうなりました」
「左側のMは犬の鳴き声、下のもわもわは人の声、太い横点線、クルクル線、小さい点々線は虫の声。横に聞こえ、色は特にイメージにはありませんでした。」

同じ空間で感じた音のスケッチは、みんなそれぞれ違い、どの方のコメントもとても興味深く聞き入りました。
季節を変えて、また、のはら広場の音、聞いてみたいと思います♪

みんなのスケッチ!
ご参加ありがとうございました♪

園藝部の活動はインスタグラム でご覧いただけます。
https://www.instagram.com/shimokita_engei/?hl=ja
季節に合わせた様々なワークショップやイベントを開催しています。
よかったら気軽に遊びに来てくださいね。

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