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2022年8月の園藝部DAY

日時:8月27日(土)
場所:東北沢駅機械棟前の三角広場(世田谷区北沢3丁目8)

こんにちは。園藝部員のこえびです。
8月の園藝部DAYでは、東北沢駅前の広場のお手入れをしました。
夏の日差しで元気いっぱいに育った緑たちで、全体的にモサモサしています。これをみんなで整えていきます。

地面を覆っているのは、可愛らしい葉のヒメイワダレソウ。元気いっぱいに成長し、枕木が見えなくなっています。

枕木に沿ってちょきちょきカットしていきます。指導してくれたのは造園家の大木さん。

ハサミでカットしていくと、本来のデザインがにょきっと出てきました。これだけでもずいぶん印象が変わりますね。

埋もれていた枕木が登場!

お手入れと一緒に、オリジナルの樹名板を木の枝につけました。
園藝部らしいあたたかい雰囲気になりました。

杉板にウッドバーニングで刻印した樹名板。手書きの文字が愛らしいです。

すこしづつ整ってくる様子が見えて、みんな嬉しくなってきます。
ふっと目をあげると、かわいいお花が咲いていました。

白い花が可憐なガウラ
紫の小花が華やかなバーベナ

そのまま雑草のお手入れに入ります。
本来、自然の中に「雑草」という植物はありませんが、庭を美しく保つためには、人の手によるお手入れが必要です。

「同じ長さに切りそろえるだけで、雑草感はなくなります」と、手慣れた様子で草を刈っていく造園家のマメシバさん。
伸びすぎた茎を剪定するけいこさん。ここは「人が通る場所」なので、まだ咲いている花もありますが、短めにカットしました。こんなふうに目的意識を持って剪定することが大切なのですね。
Before:メヒシバなどの雑草でモサモサしている一角。
After:雑草を「抜かずに」きれいにカットした状態。緑の色はそのままに、清潔感が出ました


ある場面では邪魔な雑草とされる草も、別の場面では大切な土留めとしての役割を担っていたり
大切なのは「バランス」と「メリハリ」。

「雑草に見える」生え方をしていると、全体が雑然として見えますが、ちょっと整えてあげることで、雑草も美しく見えたりするのですね。

上がメヒシバ、下がオヒシバ。そっくり!雌株と雄株という意味ではなく、種類が違う植物です。
ランドスケープをデザインした三島さん。まちづくりや景観への想いが伝わってきます。

本日はたくさんの方が参加してくださり、モサモサの空き地だった場所が、あっというまに美しくデザインされたお庭に変化しました。

パチリと記念撮影。初めて講師として参加してくださった大木さんも「数は力ですね」としみじみ。
やっぱり、みんなで作業すると楽しいし、早いですね。

最後に仕上がりのお庭を載せます。とてもきれいになりました。
ぜひ、東北沢の駅を通りがかった際には、足を運んでみてください。


オマケ
ひとしきり作業を終えたあと、みんなで下北沢駅の周辺を散策しました。

こちらは下北線路街のミミズコンポスト 。ふかふかの土の中で、元気いっぱいに動いていました!
近隣の飲食店からジュースの搾りかすなどを提供いただいて、みんなで育てています。
こちらマメシバさんのトラック。可愛かったのでパチリ。
ののこやで開催中だった「古樹屋」さん。ナイスポーズですね。
シモキタといえば古着?いえいえ「古樹」でしょう!
愛情込めて育てた樹々を不定期で販売していますよ。
最後に赤紫蘇と野草のかき氷をいただきました。園藝部には実は本物の魔女がいるのです。
ひと口いただいたら、シャキーンと元気が出ました!

園藝部の活動はインスタグラム でご覧いただけます。
https://www.instagram.com/shimokita_engei/?hl=ja
季節に合わせた様々なワークショップやイベントを開催しています。
よかったら気軽に遊びに来てくださいね。

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