見出し画像

「2023年度エコガーデナー養成講座」受講生レポート7月・水曜クラス

7月水曜クラスのレポート担当は えんどうみな さん です。
毎月レポートをまとめさせて頂いている中、クラスの皆さんが 観ることと想うことを大事にして書いてくださっていることがしっかり伝わってきます。
これからもどんなポートが届くのかとても楽しみです^^
また、後期授業のサポートスタッフには、エコガーデナー講座一期卒業生で現在も植栽管理チームの第一線で活躍しているパートナー部員さん達が、さらに加わります。(私も伺いたいと思います!)後期もみんなで頑張りましょう~
サポートスタッフ 大沢

梅雨明け前にもかかわらず連日の猛暑が続いていた7月上旬。
この日は暑さを凌いで、
座学中心で、園藝部の大切にしている4つの力の育て方をおさらいしました。
その中でも今回は「観る」「想う」について。

「観る」について

「観る」で大事なことは、1つの場所を繰り返し観察すること。
定点観測的に季節の変化を追っていくことで、
・剪定した枝がどんなふうに伸びていくのか
・葉っぱの密度はどんな風に変化するのか
知ることができます。

剪定と枝の観察についてのお話

6月のテーマの「剪定」についても、実践したあと定点で観察することで、
剪定の要不要を実感として学ぶことができ、次に何をしたら良いか分かってくるとのことでした。これは自宅でも園藝部の講座でも、どんどん実践していきたい!と感じました。

「想う」について

「想う」で大事なことは、目に見えていないものを想像すること。様子がおかしい植物も、見えている葉っぱや枝の様子だけでなく土の中の根っこの様子や周辺の環境を想像することで、不調の要因が分かることもあるそう。

そのために大事な視点が「断面図」
エンジニアでもあった 絵本作家のかこさとしさん作「だんめんず」という絵本で、
その奥深さを学びました。

絵本の読み聞かせを真剣にきくメンバー

また、「観る=観察すること」と「想う=想像すること」を繰り返して考え、
過去や未来にまで思いを馳せながら手を入れていくことが、植物たちの生育を助けることに繋がっているとのことでした。

毎回座学では、園芸だけでなく、仕事や暮らし、ひいては人生に通づるのでは?というような学びがあります…!
座学の後は暑さを凌いで少しだけボーナストラックへ観察に。

日陰に避難しながら、マメシバさんの話を聞く様子

樹勢回復中の植物の経過を観察したり、この秋以降剪定予定の植栽について
その植え方の意図を観察しながら想像したりしました。

ボーナストラックの駐車場と隣の家を遮る植栽

この植栽を植えた人の意図を想像して、どんな剪定をしたらいいのかを考えてくるのが、養成講座の夏休みの宿題です。

自分自身でアレコレ想像するのも、他の人の考え方や視点を聞けるのも、
エコガーデナーの面白いところなので、夏休み明けの9月の講座が楽しみです◎

7月レポート担当>水曜クラス えんどう みな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?