【日曜朗読劇場 銭形平次捕物控】長編連載 怪盗系図②/野村胡堂作 【朗読時代小説】 読み手七味春五郎  発行元丸竹書房 オーディオブック

銭形平次捕物控 長編第三弾は、怪盗系図!
 かつて、宇都ノ谷峠をさわがした六人斑男。
 二人はすでに死亡したが、生き残った四人の一味は、江戸に潜伏しているらしい。仲間割れでも起こしたのか。腕に入れ墨のある男たちが、一人また一人と死んでいく。
 捕り物名人、銭形の親分は、ガラッ八と捜査にのりだすが。

■登場人物紹介
平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技
八五郎……ガラッ八。平次の子分。
笹野新三郎……南町奉行筆頭与力。奉行朝倉岩見守の知恵袋。
お栄……半兵衛の娘
近江屋半兵衛……元浪人の金貸し
宇八……近江屋の番頭。
定吉……近江屋の小僧
明石五郎八……お栄のいた一座の座長。
元吉……仁助店に住む少年
定五郎……定吉の父親
お里……定五郎の妹
湯島の吉……中年の下っ引き
お雪……元吉の姉

■用語集
逮夜……葬儀の前夜
配付……手配書
雁行……先になり後になりして進むこと
雑踏……人混み
堂宮……お堂とお宮
番太……木戸番にいる見張り番のこと。ここでは、番小屋
漫罵……むやみに相手をののしること
蜘蛛手……一カ所から、四方八方に分かれていること
ちょぼにも銅鑼にも……ちょぼは歌舞伎の地の文。銅鑼は、歌舞伎の下座音楽(効果音)
情火……火が燃えるように激しく高ぶる情欲
凝脂……きめの細かい艶のある白い肌
繊手……かぼそいしなやかな手。女性の美しい手
端居……家の橋近く。夏、風通しの良い縁側
有卦……陰陽道。干支の運勢が吉運の年


■この動画の目次
第一話 六人斑男
0:00 第三の犠牲
20:35 谷中の森
30:53 新しい手掛り
48:49 お栄の二の腕
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