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今度は我々の番

「東京2020オリンピック」と「東京2020パラリンピック」、
7月下旬から9月上旬の間、いろいろな種目をテレビ観戦して、
いくつもの感動をいただき、多くの方のコメントもメモした。
だから、この夏を総括するワンフレーズが欲しくて、
メモ帳を何ページもめくったが、これだ・・と思う言葉が
なかなか浮かんでこなかった。
「オリンピック」では「真剣勝負」の緊張感を感じ、
「パラリンピック」では「創意工夫」の必要性を教わった。
夢を掴んだアスリートからも、掴めなかったアスリートからも、
「感動した」「涙腺が緩んだ」「勇気をもらった」ことは
間違いないけど、私たちは彼らに「与えてもらってばかり」いた。
そんな時「東京2020パラリンピック・閉会式」直前に、
陸上競技・十種競技元日本チャンピオンであり、
現在はタレントである、武井壮さんのコメントが腑に落ちた。
「今度は我々の番」
とても短いフレーズだったけれど、これだ・・と思った。
私ができるのは、彼ら彼女らから与えてもらった「気付き」を
明日からの行動に変えて、自分自身が変わることだと感じたから。
そして、コツコツと積み重ね、いつか成果を上げたとき、
「あのオリ・パラがきっかけで・・」と言えることが、
今回出場したアスリートたちや関係者への恩返しだ、と私は思う。
「意識が変わると行動が変わる」はず。
「わかる」は「変わる」・・私の好きな言葉なんだよなぁ。

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