【声がけメモSP】お弁当を完食してもらえるようになった言葉。

子育てって面白いなぁ、と思うことの1つに

言葉の力を改めて実感できる、ということがある。


息子の反応はいつも

声がけの工夫1つで鮮やかなほどに変わる。

その変化を目の当たりにするたびに

頭を使い甲斐のようなものを感じるし

「極力、声がけの工夫で、色んなことを上手くやっていきたいなぁ(そうすることが子どもにとっての生活満足度に繋がるだろうなぁ・・・叱ったり怒ったりするんじゃなくて、ナイスな声がけで導きたいなぁ・・・)」

という使命感も湧いてくる。


つい最近、鮮やかに変わった例だと、お弁当の食べっぷり。

今、息子の通っている園では

緊急事態宣言の影響などを受けて

「お弁当の中身はおにぎりorサンドイッチ限定で、10分程度で食べきれる量」という決まりになっているから

基本的にはいつもおにぎりを持たせているのだけど


いつもおにぎりを3つ入れていて

入園した当初は

完食が続いていたのだけど

少し前から残して帰ってくることが増えてきて

最近では1つ食べていたらいい方で

もはやほぼ食べていないこともあって。


ちなみにお弁当は

夫婦のどちらも作っていて

次男の深夜授乳をどちらか担当したかなどで

その日のお弁当の担当者が決まってくるシステムなんだけど


だから、

だんだんと落ちていくお弁当の食べっぷりを確認しながら

たびたび夫婦で話し合いをしていて

「味に飽きたのかな?」とか
「美味しくなかったのかな?」とか

いくつかの仮説を立てては

いくつかの改善策を実行し、


そうすると

1つしか食べなかったところから、

また2つ食べるようになったりと、

完食に近づいたりはしていたものの、


ある日のこと

「このおにぎりだと食べっぷりがいい」という

おにぎり(焼きおにぎり)を用意するのが難しい日があって

それで別のおにぎり(最初はよく食べていたけど、途中からは残されがちだったレシピのもの。おそらく飽きたんだと思う)を作り、


声がけを変えてみたところ、
(変えた、というか、「今日は焼きおにぎりが用意できなかったけど!このおにぎりも、食べてくれたらいいなぁーー!」と思っていたら自然といつもと違うアドリブが出てきた)

それがビンゴで

その日以来、お弁当の中身が何であれ、

声がけをしっかりとした日は

空っぽのお弁当箱を持ち帰ってくるようになった。


さて、今日はそんな声がけメモなんだけど、

ここから先は

1,512字
この記事のみ ¥ 700

いつもサポートありがとう!すごいことだなぁとキュンとしてます。大切に使うね。そうして感じたことを、また書くね。