Photo by spinel3 エピローグ 1 霜林 穂 2020年6月8日 07:32 衝撃波を残しながら、カモメの編隊が空を飛ぶ。カジキマグロの群れが、高波をおこして迎撃する。横槍を入れるのは鯨の王だ。潮のかわりに業火を放つ。 かつて世界を支配していた生命体が去って数千年。叡智の炎で勝手に滅び、ツケを世界に押し付けた。神は見ているだけだった。自分の作品の行く末を。 ダウンロード copy #小説 #140文字 1 サポートしていただいた分は、書籍の購入に使いたいです。素敵な本へのお礼として。 記事をサポート