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あなたや大切な人が、事故事件に遭わない、遭わせない最善の方法(景色解読力を高める) パート4


パート3の
人は、入りやすく場所、見えにくい場所で犯罪を犯すと説明しました。

これは、犯罪機会論ですと。
この犯罪機会論は、
立正大学の小宮信夫教授が研究しています。


犯罪機会論が、
地域防犯、子供の防犯には、ひじょーに有効!



子をもつ、すべての親、
子を預かる、すべての方、
子が出入りする施設を管理する管理者の方、
職員の方が、


この視点をもつことで、
子供を危険なリスクから間合いをとらせることが、できる。


犯罪機会論では、
場所が変われば、
人(犯罪を犯す者)の心も変化するとし、

「入りやすく、見えにく場所」
(犯罪を犯そうと思う場所)を

「入りにくく、見えやすい場所」
(犯罪を犯そうと思わせない場所)
に改善すること。

公衆トイレを利用するときに、
家族や友人が一緒に同行することで、
犯人からすると、入りづらくなります。

また、見えづらい場所が、
同行者がいるため、同行者から犯人とっては、
見えやすい場所になるため、
トイレに入ったとしても、犯罪を躊躇し、
犯罪敢行を辞めます。

すでに、トイレ個室内に犯人が潜んでいるときは、
条件は変わります。

そのときのために、
同行者や利用者が、声出しをし、
複数存在をアピールする。
「ここで、待ってるよー」と大きい声で。


わたしの実践している方法です。

小宮信夫教授は、
景色に潜む危険性を見抜く力を
景色解読力

と説明しています。


この景色解読力を高めることで、
危険予測が可能となり、
危険回避につながると説明しています。



不審者は、外見だけでは、
通常不審者として分かりづらいです。



普通に見える、いい人に見える犯罪者は、
たくさんいます。
どちらかと言うと、
その場合が多いかもしれません。

犯人は、
犯罪を完遂するために、被害者を騙してきます。
あなたを騙してきます。



まして、性犯罪は特にです。
子供に対する犯罪の犯罪者も同様です。

だから、景色解読力を高めると。
犯罪者を見極めるよりも、景色を見極める。
犯罪者が、犯罪を犯したくなる景色かどうかを。

この場所は、入りやすいか入りづらいか?
この場所は、見えやすいか見えづらいか?
この視点を持つことが、身を守ります。

小宮教授の犯罪機会論は、わたしは、
イメージとして、現場感覚として
理解していましたが、
この景色解読力についてを読んだときに、
スキッとした。


この「景色解読力」を知ったときに、
職質指導班の職質指導員が備えている能力の
「違和感」を察知する能力を思い出した。

景色解読力は、景色に潜む危険性を察知します。

職質指導員は、人に潜む「違和感」を察知し、
不審点や犯罪を職質した相手から引き出していきます。
この「違和感」を察知する能力は、
指導班指導員が持つ能力です。


指導班指導員は、みな経験している感覚ですが、
パトロール中に、人を見て、
頭で考えるよりも先に、身体が咄嗟に動いて、
パトカーから降車して職質したときは、
その者は、
何かしらの犯罪を犯しています。


視覚だけではない、
何かしらの五感の感覚が働いているのです。
人の能力は、高めようとすればするほど、
高まっていくと感じます。

こどもの防犯力を高めるには、
地域の防犯力を高めるには、
「景色解読力」を一緒に高めることです。


プラスして、人に対しての
違和感察知力も高めることができれば、
無敵です!!



大人も一緒にです!
わたしも笑笑。


学校、幼稚園、児童館、
PTAのみなさん、
先生対象の防犯講演について、
様々な事件事故を対処対応してきた元警察官視点から講師登壇できます(笑)

一緒に学び高め、
よりよい安全安心な街にしましょう!

あなたに届け!

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