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桜を受け入れられない‥

桜の季節である。
市ヶ谷駅付近のお堀沿いの桜も満開だった。
何人もの人がスマホで写真を撮っていた。
自分もそのうちの一人だが、かといってウキウキした気分で撮ったわけではない。
なぜなら「桜を見たら『わー、きれい!』と思わなければならない」と強迫されている気がするのである。

たしかに桜をきれいとは思う。
見て不快な気はしない。
ただ、3月上旬からニュースや天気予報で桜の開花予測が始まり、中旬からあちこちで開花が言われ、下旬に満開。1ヶ月も「桜、桜」と言われるとちょっとなぁ。
咲いて1週間ほどして満開になった頃には、桜があっても「もういい。お腹いっぱい。勘弁して」と感じてくる。
というか、桜の木、多すぎないか?
学校や公園、団地やマンションの広場など、やたらと桜ばかりじゃない?
桜以外にも何か他にも適した木があるでしょ。
まあ、植物に詳しい訳じゃないから見逃しているだけかもしれないけど。
どうもこの時期、桜色よりも緑色を見たほうが落ち着くんだよなぁ。

こんな自分はひねくれてるんだろうなぁ。

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