ハラスメント予備軍として何ができるのか
最近はとても忙しくて更新できなかった。日常生きていれば、いいことも悪いことも、折り合いのわるいことも、気分の良いことも全て同直線上で起こる。
まぁ気分の良くないことが続いたり、周りの友人でもそんな目にあった人がいたので、とにかく身体というより心が疲れた。私は精神的に病むとかいうタイプではなく、むしろハードワークのしすぎで身体がやられがちというタイプなので、精神的に追い込まれるとかはないが、なんだがそれでも疲れた。
自分が見舞ったことについて詳細は話さない。そこから得られたかつこれまでにも似たように思ったことを教訓として書いておくかと思った次第である。
とにかく、私のようにハードワークで成果を出してきた人にありがちなのは、とにかく、ハラスメント予備軍的な人がいるということである。
他人にも同じようにとてつもない働きを暗黙理に求めてしまうし、ここくらいまではできてよというのがとにかく「重い」(振られた人にとっては)。
ハードワークできるやつはハードワークやって成果を出せばいいし、なんでも猛烈にこなせる人はこなしたらいいと思う。ただそれを何かを一緒に進めていく上で誰かに押し付けると(私はそのように意識していないが)途端に「ハラスメント」になる。
特に「相手のことを思って」言ってるケースは尚更危ない。感情が絡むことになるからである。相手のことを思って一緒に猛烈にやろうなどということを実践すれば、同じタイプならworkするが、全くworkしなくなる。残念だが。
むしろ疲弊させることになり、その人が悪者になる。全員不幸である。
・一つ言えることは、それは当人もわかっているのだが、いろんな人がいる。側から見ればもう少し頑張れるやろって人もその人からすれば、それで精一杯だったりする。そこでもう少し頑張ろう!みたいなことは明確にその人をパンクさせる。
・ハードワークタイプは、私もそうだが、明らかに人材のtypeとqualityが同質的でない集団では、先導を切るべきではない。誰かを壊すことになるし、仲が悪くなるし、そいつも周りもみんな不幸だ。
・ハードワークタイプは何かを言いたくなってしまうのだ。なぜなら稚拙に見えてしまうことに苛立ちを感じるし、少なくとも自分が一枚噛むのなら、質の高いものを!となってまうから。なので、できる限り、言わないようにするべきだし、それが無理ならもう混ざるのもやめた方がいい。ハラッサーにしかならないからだ。
・ハードワークタイプはなぜそう育ってしまったのかを考えると、少なくとも私の場合は明らかに最初のキャリアである霞ヶ関の経験による。猛烈に働くことを芯から叩き込まれたが、民間に移ってから思うのは、あそこはとてつもなくおかしいしやばい職場だったということである。
・ただ残念だが私はそれ以外にやり方を知らないのである。それに私は生き残ったが、心を病んで辞める人が一定数いたし、今も報道の通りである。本音ではあそこでの仕事が好きだった。ただまぁ色々あってやめたが、結局生存者バイアスましましのハラスメント予備軍なのである。
私自身は好きなことをやる上でストレスも何も感じないし、楽しくやるタイプなので、苦ではなく、正直今も休みの日はないし毎日やってしまう。
これは結論から言うと、外れ値であり、普通の人ではないのである。
結論から言うと、私のようなタイプは一人でやるか似たようなマッチョなタイプと一緒にやって成果をどんどん出していけばよい。それだけである。そうではないタイプと一緒にやると途端にハラスメントになる。
クソな仕事や論文はなんぼでも生まれてもいいが、精神病むやつはこれ以上出てほしくない。ましてや自分との付き合いでそんな人は死んでも出したくないなと思った。
霞ヶ関で経験したやるせないこと以上の経験はもうしたくないなと思った。