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私と仕事。

仕事のこと。

3年半前からフルタイムでの仕事を始めました。

新卒で銀行員になり3年間の勤務を経て結婚を機に退社、出産。それからはは出来るだけ子供たちのそばにいてあげたい…の【私自身のきもち】を最優先に数時間だけのパートをしたりしなかったり。

毎年夏休みや冬休みは子供達と思い出作りをする!と決めて、仕事はせずに家族で旅行に行ったり、ママ友といろんな計画を立ててあちこち出かけたり、私の実家にみんなで泊まりに行ったり…今振り返ってみてもかけがえのない時間を過ごせたなぁと思っています。

ただ子供達が大きくなるにつれて向き合い方、サポートの仕方は変わってきました。

小さな頃は出来るだけ【子供達との時間を共有する】中でいろんな経験をさせてあげてきましたが、習い事や部活、塾などが始まると自然と一緒に過ごす時間は減ってきます(寂しい…)。

友達同士の時間も大切にしてほしいと思うと、今まで当たり前にできていた家族旅行もほぼ行けなくなりました(主人が単身赴任になったこともありますが)。

そんな日々の中で子供達にはいろいろとやりたい事や夢が見つかり始めました。夢を持った子供達はイキイキとしていて、そんな子供達の話を聞いている時間が私にとってはシアワセな時間です。

でも、夢の実現へはやはりお金がかかるのも現実。そこで私は【出来るだけそばにいる】というサポートから、【夢の実現のための金銭面でのサポートをする】ためにフルタイムで働くという決断をしました

これは40歳を過ぎた私にとってはすごく勇気のいる大きな決断でした。毎日電車に乗って通勤できる?…ご飯は?お弁当は?仕事と家事の両立は出来る??子供が風邪をひいたら??働けない理由を必死で探したり笑。そんな時に出会った派遣会社の営業担当の女性からこれから先の人生のビジョンを問われ、自分の目指す姿を考えさせられました。

同時に背中をどーーーんと押された気がしました。

もしかしたら子供達がもう少し小さな頃から仕事をしていたら、経済的にも楽だったかもしれないし、もっといろんな経験をさせてあげれたかもしれない。実際そんな風にしてあげているママ友もたくさんいて、すごく尊敬もしています!でも、私にとっての仕事復帰はきっとこのタイミングがベストだったんだと思っています。

こんな風に言葉にして改めて振り返ってみると、『働く』ということに関して私は誰かに言われたからではなく、その時その時に自分の気持ちと向き合い、問いかけ、答えを出していたんだと思います。その答えが間違えていたことはもちろんあるし、悩み苦しむ時間もありました。それも今に繋がる経験の一つだったんだと思っています。

そしてご縁があった会社で3年間派遣社員として働き切りました!その間には娘の高校受験、息子の大学進学、コロナ…本当に様々なことがありました。

仕事へのやりがいはもちろん大事ですが、職場環境は同じぐらい大事だとこれまでの経験も踏まえ改めて感じた3年間でした。

今はその会社で派遣社員ではなく、パートとして引き続き働かせてもらっています。人も仕事もご縁ですよね。


photo...仕事終わりに見上げた空


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