正解のない時代のリーダーの役割

これまでは、『ある程度ここすればうまくいく』というような指針というか、前例にならったりしていれば、誰でもそこそこのことができてきた。

でも、時代が本当にものすごいスピードで変化し、コロナがこれまでの常識をぶち壊してくれた。だから、何が正解なのか本当にわからなくなったし、そもそも正解を探して模索していること自体がナンセンスだと気付かせてくれた。

年齢や経験を積んだ人でさえも、もうこれから先のことがわからなくなっている今、真のリーダーの役割が問われていると思うけど、そのリーダーだって不安を抱えて、どうすればいいのかわからずにいることの方が多いのかも知れない。でも、みんなが不安がっている中で、リーダーが不安を口にしたりすることで、さらにみんなが不安になってしまう。

だから、リーダーは、
⚫︎自分の目指すものをしっかりと『決める』こと
⚫︎そのビジョンを達成するための手段を『決める』こと
⚫︎結果の検証と改善を『決める』こと

【決めること=覚悟と決断】
がリーダーの一番大切な責任になると思う。

それは、【自分の選んだことを正解にする】こと。

スタッフを抱えているリーダーなら尚更、『船長』として行先を決め、進路を決め、航海の仕方を決めていくこと。それをスタッフに浸透させ共有共感しながら船を進め、ときには止めたりすること。それが責任。

スタッフを守る責任。育てる責任。幸せを分かち合う責任。

その責任を果たすために、
『豪腕』『独裁』でなければならない。

放任やボトムアップの手法も素晴らしいけど、スタッフに大事なことを決めさせたり、ましてやチームで多数決なんてありえない。

それはただの責任放棄で、うまくいかなかったときに、誰かのせいにすることもできてしまうようなマネジメントは絶対にあり得ない。