見出し画像

【余計な】探偵バーのマーケティング戦略を考えてみた【お世話】

■楽しかったなぁ。。

先週のnoteにて、探偵バーに行ったことを書いたわけですが、
今回はその探偵バーのマーケティング戦略について勝手に考えてみます。

↓前回のレポート
https://note.com/shimizua/n/n32ec5a95ec2c


■どちらもダメなパターンもあります

集客をするために何かをする場合、方向性としては

①新規顧客を増やす
②リピーターを増やす

という2パターンがあります。

そして探偵バーが頑張る必要があると私が思ったのは圧倒的①

あれだけのコンテンツを揃えられれば、リピーターは増えるでしょうし、私がお店にいる間も、何人もの常連さんがお店を訪れているのを目撃しました。

リピーターが多いというのは、実際に行った身としては納得です。

ということは、新規訪問数を増やせば、かなり売り上げを伸ばせるのではないか…?


■ワニと探偵。だけじゃなかった。

ここで一度、探偵バーで体験できることを整理してみましょう。

・本物の探偵が接客してくれる
・ワニとサボテンが食べられる
・ファミレスよりもメニューが多い
・お酒が来るまでの間に浮気調査報告書が読める
・マスターが、長年の経験に基づいた「男女の違い小話」「実際に会った浮気調査レポ」を、漫談家並みの話術で話してくれる
・スイーツやお菓子を完全再現したカクテルが呑める
・マスターとアニメの話ができる
・推しのイメージドリンク
・『呪術廻戦』が全巻置いてある
・探偵体験ができるらしい(体験していないからわからない)

訴求として打ち出せるものが、非常にたくさんあります。

訴求として打ち出せるものは数多くあるものの、実際に行ってみないと、「ワニが食べられて探偵体験ができる」くらいの事前情報しか入れられないので、行ってみてびっくりすることばかりでした。


■「え、合ってる?」「え、え、合ってるよねここで?!」ってなる

このバー、サイトの作りも黒背景に白抜き文字で若干の怪しさがあり、
さらに何より、お店に向かうまでの道もお店が入っているビルが怪しさ満点なので、
お店に入るまでのハードルがちょっと高いんです。

テレビで取り上げられたり、ネットでまとまっている「東京の面白カフェ特集」とかで紹介されたりしているので、興味を持って訪れる人も多いとは思うのですが、それがないと気軽にいくのは難しいかなというのが正直なところです。

しかし実際に行ってみたら、「私は何を悩んでたんだろう?」というくらいにハードルが消える、と。

こうした行く前と言った後のギャップを埋めて、
「自分がターゲットだと気付いていない人たち」をお店に呼ぶこむ
ために使えるのが、SNS、とりわけTwitterです。


■結論:Twitterに注力することを提案します

集客の一つの経路であるTwitter

「バズる」という言葉とともに、SNSを使った集客やブランディングは勢いを増しています。

ということでさっそくお店のTwitterを見てみると、フォロワー数は2,343人

けっこういる。

ツイートの大半は、新しいメニューができたとか、今日はキャンペーンでお酒が半額だとか。

こうしたツイートに10前後のいいねがついています。

そんな中、40いいねを記録しているツイートが。

それは、

『呪術廻戦』の漫画が全巻届いたよ。

というツイート。

ちなみにその前にこのくらいのいいねを集めたのは、テレビに取り上げられたよという内容で、その前は業務用冷蔵庫が点に召されましたという内容。

月一くらいで、40いいね以上集めるツイートが投稿されています。

伸びしろ…


■オタクと恋愛と無限の可能性と

マーケティング戦略などと大仰なことを言いましたが、
このバーの特質上、「まずはTwitterに注力する」ことが最優先であるように思います。

あえて他に提案するのであれば。。

お店への集客はこれでいいと思うのですが、外出自粛のこの情勢を鑑みると、売上を伸ばすためにはオンラインにも手を広げる必要があります。

マスターが話してくれる、男女の違いの話や男性の好みのタイプを引き出す㊙質問といった話、バーを訪れる人以外からもとても需要があるはず。

「○○件の浮気調査をしてきた名探偵が教える恋愛講座」といった感じでセミナーやコンサルしてみたり、YouTubeチャンネル立ち上げて動画をアップしたり、という道もあると思うのです。

ありとあらゆる浮気現場を見てきた探偵だからこそ教えられることも、たくさんあることでしょう。。

バーではオタク方面に、オンラインでは恋愛方面に特化していくことで、唯一無二の存在になれるのではないでしょうか。