見出し画像

発売したての担当アイドルの公式香水を嗅いだらなぜだか知ってる香りだった件 葛之葉雨彦編

こんにちは、清水です。
わたしは兼ねてよりアイドルマスターSideMの北村想楽くん、葛之葉雨彦さんのプロデューサーを名乗る女です。(というかLegendersが好きです)

因みにこのnoteは結構な夢女の怪文書で、本当に本当に!首尾一貫好き勝手書いておりますので、苦手な方はUターンでお願いいたします。

つきましては、タイトルの通りです。
遂に、出ました。

公式の見解こと"公式発売の香水"が。

この時をどれ程待ったでしょう。
あれは、忘れもしない2021年の3月。
公式から発売されたユニット毎のロールオンフレグランスで、当時「北村想楽(19歳現役大学生)からこんなエロティックな匂いがしてたまるか」と息巻いて神戸のオーダーメイド香水のお店に駆け込み、己の解釈香水でノックアウトされたあの春。
「まあ、この際だしとりあえず自解釈の雨彦さんイメージの香水も作るか~」と軽い気持ちで再度調香を依頼し、とんでもない劇物を爆誕させた後、葛之葉雨彦さんの夢女に成り果てた翌年の春。
(その後自解釈のクリスさんの香水も作って神回を迎えました。記事はありませんが。)

あれからルームフレグランスやら香り物の商品は出ましたが、どれもユニット毎のものばかり。
個人イメージの香りものは無かったように記憶しているので、実質今回発売の香水が公式からお出しされるアイドルの"解"となるワケ。

万が一にでも公式と解釈違いを起こしたらどうしようという懸念を抱え、震えながらもこの日をずっと心待ちにしていました。

まさか発売2日前にアナウンスがあるとは思ってなかったよ。
SideMったら、ま〜た大事なプリントがランドセルの底でクッチャクチャになってるわよ。

それから香水の発売ページが立って発売直後にダンクシュートの勢いで楽天市場から発注をかけ早2日。

もう届いた。

Faire taleさんの香水を購入するのは今回初めて。うんうん、可愛い。

早過ぎる、心の準備ってものがあるやん、普通。

まあ、ええか。嗅ぎます、嗅ぎますよ〜……
もうここまで来たら、逆に冷静までありますからね。ガチなので。
よ〜し……

シュッ

……

カッッッッ!!!!!


甘ッ!!!


ウワ!!!


桃!!!!!


……失礼、想像の800倍くらいレディースの香水のような香りでひっくり返ってしまいました。
確かに、鼻につくような甘ったるさとは全く違う爽やかな瑞々しい甘さで、彼の優しさや時折見せる穏やかな眼差しのよう……と形容すれば当てはまらなくもないのですが。

ミステリアス路線の三十路からこんなフローラルでフレッシュなピーチの香りしてええの?

雨彦さんのソロverやら個人楽曲を聴きながら、香水を嗅ぐループ。
ふわっと鼻を掠める桃の香りに若干違和感を抱えながらも。

懸念通り、己の解釈ガチガチの香水をかれこれ2年程愛用しているので、イメージとはかなりかけ離れた“解“がお出しされて少々驚きは隠せませんが、公式解と結構な軋轢を生めど、ここでへこたれる女ではありません。

ただ、ここである事に気付きました。
どうやっても初めて嗅ぐ香水なのに、不思議と知ってる匂いがしたのです。


……もしかして、はるか昔どこかで葛之葉雨彦とすれ違った事……ある?

いや、あるわけないだろう。(夢もへったくれもないけど)
でも不思議な事にわたしの遠い記憶にはね、この香りがあるんです。
ただ、何の匂いだったのかまではこの時点では思い出せず。

香水の感想に戻ります。

彼は、どのような場面でこの香水をつけるのでしょうか。
そもそも彼はCMキャラクターに抜擢されたヘアワックスをドン引くらい手に取って失敗するようなお茶目な面もございますし、いつものヘアセットはびんづけ油を使用する描写があったような記憶もあります。
アヤカシ清掃社の仕事の時こそ清涼剤とか使ってる可能性もある。

普段から、香水……付けるか……?
ハーブとかにはお詳しいので知識としては色々持ち合わせていそうだけど。
因みに、香水に用いられていた桃は古来から魔除けのシンボルとされてきて京都の晴明神社にも厄除けの桃が置かれていたり、ベチパーも「静寂の精油」とよばれ、心を落ち着かせたり虫除けに使われたりと、エッセンスの構成的には彼をイメージしているのは重々わかるのですが……

雨彦さんの香水、何だか知ってる匂いがして……初めて手に取ったのに、不思議ですよね。と、彼に溢す。
すると彼は、さらりと「……前に、お前さんから似たような香りがしたもんでな。妙に記憶に残る香りだったから、うっかり似ちまったのかもな」と、冗談めいた、しかしどこか穏やかな藤色の双眸がこちらを一瞥する。
まさか、と思って自分の鞄の底に沈んだアトマイザーを引っ張り出すと、気が向いた時につけていた香水と調香が殆ど合致していたーー

……ホラー?
違います。途中で自己投影の夢を挟むな。

それはさておき、やっぱり個人的には“雨彦さん“としてのイメージの香りって感じがしね〜んだ。
今回お出しされた香りはどちらかというと彼自身が懐かしんでいる記憶とか、居心地がいいと感じた空気感とかそういった積み重ねを香りに落とし込んだような。

いや、でも“今”のLegendersの葛之葉雨彦なら、こんな香りの世界線もアリですか?
タイプリ、ペンギン、七夕、CODウエディングと、色々超えてきた彼だからこそ、ミステリアスだとか大人の色気だとか。そういったパブリックなイメージから敢えて外れた新たな一面が当確を表し具現化した香りなのでしょうか。
確かに、CODのウエディング彦からこの香りが香ったら普通に泣く。
しあわせの香りがするもん。

あーーそうだ、なんか安心する匂いがする。
惑わすような大人の色香じゃなくて、安心する香り。
どこまでが冗談で、揶揄っているのかわからなかった彼の本心からの信頼の香り。彼自身が安心したり、誰かを安心させたりの関係性の香り。
でも、ラストノートにムスクが入ってるから全然油断ならないような。
そう思ったらだいぶ解釈の溝も縮まってきた気がします。誠に勝手ながら。

これはあくまで個人的な感想ですが、この香りはCODウエディング、リフレインアトリウムの後じゃないと成立しない気もします。
発売のタイミング図られてた?わかんないけど。

ファンコンストで、己の方向性とパブリックイメージとのギャップで悩んだ北村のように、雨彦さんもどこか思うところがあったりするのだろうか、とか要らん考察をして胃が痛くなってきたところなので、そろそろ切り上げようかなと思います。

Legenders、健やかであれ。

ともあれ、11月に歴戦の友人と久しく新たな概念香水を手に入れるため、いつものDanceさんに伺う予定があるので“新解釈 葛之葉雨彦”香水を作って己の解釈のアップデートを図ろうと思います。
公式には負けへんからな(?)
北村の香水は気が向いたら買います。各所からちらほらと風に乗って届いた感想では結構普段使いしにくそうなので。


因みに、幼少期の記憶の香りですが、今思い出しました。
小中高生の時に流行った桃のスクイーズ。アレの匂いでした。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?