長めの独り言【けいおん!は人を牛にする】編

シミズが「けいおん!」というアニメを観たのは、リアルタイムではない。理由としては、シミズは当時、所謂「萌え」への抵抗があったのだ。(正確には「反動」が正しいが、今回語る内容では無い。)そんなシミズが「萌え」への抵抗が無くなり、色んな作品を観る事への意欲が高まってきたのは2年ほど前から。そして今年、満を辞して「けいおん!」というモンスターコンテンツに触れたのだ。感想としては言うまでもなく。

最高だった。

細かく挙げればキリが無いが、一言で表すなら「可愛い」。ひたすらに可愛い。シミズの推しは主人公、平沢唯の幼馴染み「真鍋和ちゃん」と唯と同じバンドのメンバーの「秋山澪ちゃん」。だが、恐ろしい事にそれ以外のキャラクターも、全てと言っていい程可愛いのだ。流れる全ての映像、キャラの言動、音楽。すべて可愛いのだ。好感度の低いキャラが見当たらない。そんなものを探している間にも視覚聴覚両方に「可愛い」を流し込まれる。自分の許容量以上の「可愛い」を流し込まれた人間がどうかるか、皆さんは知っているだろうか。

【困る】のだ。

困っちゃうのだ。特にこの独り言を書くきっかけに至る「映画けいおん!」なんて困る。本当に困っちゃう。一度観た時もそうだったが、今日(2020.06.27)、再上映を行っていたので二度目の視聴と相成った訳だが困り果てた。あくまで映画館での視聴なので、ぐっと堪え心の声に留めたが、上映中シミズは終始

「もう~~~~~、、、可愛い、、、なんで、、、」「もぅ~~嘘ぉ~~、、可愛い」「もぉ~どうして、、おかしい、、ほらぁもぉ~、、」

こんな感じだった。許容量の限界を遥かに超える可愛いを流し込まれたシミズは「牛」になった。自分自身の事は自分が1番わかる。シミズは牛になっていた。という事で「けいおん!は人を牛にする」のだ。

かくしてシミズは牛になったわけだが、一つ付け加える事がある。実はシミズは「けいおん!」以外でも牛になっている事がある。というかほぼ毎日牛になっている。牛の期間の方が長い。世の中には牛になれるチャンスがごろごろ転がっているのだ。そして「牛になる」というのはおそらく、長い人生の中で、「幸福な瞬間ランキング」を設けた時、相当上位に食い込む体験だと思う。牛になった事のある方なら共感してくれることだろう。

ので、是非とも牛になった事のない方は「けいおん!」を観てほしい。そして「けいおん!」を観たが牛になれなかった方、安心してほしい。先述した通り、世の中には牛になれるチャンスはいくらでもある。そしてけいおん!を観て、澪ちゃん、和ちゃん推しになった方。ありがとう、肩を組んで語らおう。それ以外に推しを見出した方。おめでとう、互いの推しの魅力を語り合い、造詣を深めよう。

長々と独り言(?)を書いたが、ともかく言いたい事は1つ。

「映画けいおん!」、改めて映画館で観て、もぉ~最高でした。

という事でした。最後のやつはちょっと反省します。

読んでいただき、ありがとうございました。



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