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令和六年度 フォト五七五 作品展示
この度、金沢文芸館さんにて、
フォト五七五の作品展示を行っています。
7月1日から7月27日まで。
今日は、そちらに出品したものと合わせて、
今年の作品を紹介しますね。
今回の試みの一つとしては、
AIイラストの人物をフォト五七五の作品に組み込むこと。
はじめは、周りの風景もAIで作画したものもあったが、
作品のジャンルが変わりすぎるため、
撮影した写真と合わせた形に戻している。
作品に人物を入れると、自然と
詠まれる言葉が変わってくる。
そこの変化を楽しみたいのもあって、
人物を入れた作品に今回は揃えている。
それでは、一月睦月から、十二月師走まで、
各作品をみていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719844371423-vUUk3Ww5Ei.jpg?width=800)
一月睦月は、兼六園の雪吊り。女の子も晴れ着です。
地震のあった今年の正月の写真ではないのだけど、
写っているこの唐崎松の雪吊りは、
いろんな意味で金沢をはじめ、ふるさとを支えていると
感じた。
![](https://assets.st-note.com/img/1719847989435-FbrvwHJ2Be.jpg?width=800)
続いて二月如月。
まだまだ雪もある時節ですが、この寒紅梅はじめ、春の兆しを
感じ始める頃です。
この梅も、兼六園梅林です。白い雪に映える紅は、またひときわ
目を引きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719848438776-pXRm8uAw8K.jpg?width=800)
そして三月弥生。
この時期の白梅は、また一段と春らしさが出てきて、
柔らかい雰囲気を感じます。
梅の香りがほのかに薫ってくる様子が、女性が通りかかったときに
ほんのりいい香りを残していく様子と相まって詠んだ一句です。
服装が少しずつ春らしくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719848789571-hFQH2uaR9C.jpg?width=800)
四月は卯月。
俳句では「花」というと桜のことをいいます。
この桜と菜の花は、文芸館さんそばの浅野川河畔です。
花の美しさ、人物、言葉の調和を感じる、
自分なりのお気に入りの一枚です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719849146009-m5YUG1naqM.jpg?width=800)
五月皐月。
立夏を迎えて暦は夏になります。
新緑をはじめ、緑は夏を現す言葉になります。
写真は犀川緑地の遊歩道です。
葉っぱの隙間からこぼれる木漏れ日がとても優しく、
通っているだけでイキイキとしてくる
気持ちのよい季節です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719849458735-fAZUU1PGya.jpg?width=800)
六月水無月。六月は雨など水が多い印象がありますが、
「水無月」といって、水が無い月なんですね。
この紫陽花は大乗寺丘陵公園で撮ったもの。
水や雨から、涙を連想したので、それを詠んでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719849732501-au1BNQQm0m.jpg?width=800)
七月文月。
金沢では、例年七月の終わりに花火大会があります。これは
その時撮ったものですが、花火は撮るのが難しく、この作品の花火は、
静止画で撮ったものではなく、動画で撮った花火を後で見返して、
タイミングのいいコマを切り取って使っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719849999497-rOkDVbHB2i.jpg?width=800)
八月葉月。
金沢のとなりまちの白山市で、例年「あさがおまつり」という
あさがおの品評会が行われます。
写真はその時の模様です。色とりどりのあさがおが並び、
涼し気な雰囲気に包まれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719850311916-gAN9CFbjem.jpg?width=800)
九月長月。
秋に入って、まずはコスモスの出番です。
犀川沿いの町で、コスモスを育てている所があり、
時期になったら沢山のコスモスロードになります。
コスモスというとやはり風に揺れているイメージがあり、
実際いつも揺れています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719850576551-Vw9QlNRBEC.jpg?width=800)
十月は神無月です。
秋本番の季節は空が澄んで天高く感じます。
写真は犀川にかかる橋の上からの景色です。
この時期の空は色もとても綺麗で、青色が澄み切っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719850838714-hScvz7khHS.jpg?width=800)
十一月霜月。
紅葉が色とりどりに染まり、ひときわ美しい季節。
散る時にまで美しいなんて、自然の成り立ちはホントに驚きます。
女の子の服装も、季節を追って変わっています。
AIでも、時期を反映してくれるんですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719851183710-L5wBwMpAZk.jpg?width=800)
さて、やってきました十二月師走です。
何年か前から、片町きらら前に、大きなクリスマスツリーができるように
なりました。このツリー、クリスマスが過ぎると、
雪吊りに変身してもうひと働きするんですね。
こうして、
一年を通して作品を振り返ってみました。
ここまでお付き合いいただき、
ありがとうございます。
フォト五七五の作品が、今後どんな展開をみせるか、
自分でも予知できないものがありますが、
また楽しみながら作っていきますね。
ありがとうございます。
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