アイドル推し遍歴〜ukka編〜
2023年1月現在、僕はスタプラのアイドルにハマっています。
スタプラとは芸能事務所スターダストのアイドル部門のことで
スターダストプラネットを略してスタプラと呼んでいます。
スタプラのアイドルが誰でも大好きなのでスタプラDDとなります。
そんな僕がスタプラDDになるまでの遍歴を自己紹介がてら
書いていきたいと思います。
今回はukkaについて書いていきます。僕が初めて知ったときは桜エビ〜ずという名前で活動していて、2019年にukkaに改名しました。現在6人組で去年、2022年にテイチクエンタテインメントからメジャーデビューしました。ukkaに関しては僕がスタプラDDになるきっかけのようなグループなので、その辺りのことを書けたらなと思います。
夏Sでの邂逅
スタプラDDにとって伝説的なイベント夏Sが2018年7月28日に行われました。そもそもスターダストプラネットという括りができたのもこの頃で、それまでの俺の藤井などのイベントには出ていなかった妹分グループをちゃんと見たのはこの夏Sが初めてでした。その中でひと際気になったのが桜エビ~ずでした。ほかのグループもこの夏Sが円盤化するころには掘って多少知ってるくらいにはなりましたけど、イベント当日に見つけてしまったのは桜エビ~ずだけで、リンドバーグという曲にやられました。青春を感じられるような爽やかな曲で、サビの振りも簡単で振りコピしやすくみんなで一体感が生まれます。妹分グループにもいい曲あるんだと認識させられて、帰ってから桜エビ~ずを掘っていくことになります。
スタプラ東京
夏Sの翌月にスタプラ東京Vol.2(Vol.1は同年6月に開催)と題してスタプラに所属する東京勢のアイドルによるイベントが行われました。このイベントをやることは情報として知ってはいましたが、引きこもりで腰の重いタイプなので結局参戦はせず後から後悔することになります。スターダストのホームページに登録(有料)すればアーカイブが見れるのをしばらくたってから発見し、無事に見ることができました。そのなかで桜エビ~ずのパフォーマンスはもちろんよかったのですが、各グループがほかのグループの曲をカバーする企画があり、そこで桜エビ~ずははちロケのハニートランポリンを披露していました。この曲はこの時に聴くまで知らなかったのですが、最後のサビの時に川瀬あやめの「飛ぶよー」の煽りからお客さんがみんなバラバラにジャンプしている光景が楽しそうで一発で好きになりました。もったいないから播磨あたりに歌い継いでほしいです。何度か聴いてるとだんだんイントロもよく感じてきて、今ではこのイントロを聴くと軽くブルっと震えます。この日、川瀬あやめは腰かなんかを悪くしていてダンスはせずにステージの端で歌唱だけの参加でしたが、その歌唱力は健在でサビ前のユニゾンは声の圧が強くサビに向けて気分が高まります。さらに、2番Aメロの「こっちの蜜は甘いよ」が超かわいい。このことからわかると思いますが僕は川瀬あやめ推しです。基本的に歌がうまい人が好きなんですが、川瀬あやめ(めっち)は単純に顔が好み。あと桜エビ~ずのもう一人の歌姫、水春ですが落ちサビが素晴らしい。緩急がしっかりしていて感情が歌に乗ってるというか、僕は素人なので詳しいことはわかりませんがとにかくいいです。あと声がいい。ただ、一人称が僕だったりMCがうまかったりモノマネがうまかったりして器用な人だけどなんか影があるような、陽か陰で言えば陰な印象で(めっちは陽)好きだけど推しではありませんでした。
長くなりましたが要は、イントロ震えるほどかっこいい→コール楽しそう→サビ前のユニゾンで盛り上がってくる→サビ楽しい→2番Aメロめっち超かわいい→落ちサビエモい→サビ前ユニゾンで最高潮→めっちの煽りでラスサビでぶちあがりという感じです。
正直、はちロケには悪いけど本家よりいいまであります。
また、客席で見てるはちロケ播磨がたまに映るんですけど楽しそうでいいね。
アイドル楽曲大賞を占拠
桜エビ~ずは2018年6月~2019年5月まで12か月連続リリースをしていて最初に挙げたリンドバークから12曲連続で毎月新曲をリリースしていたのですが、それらの曲がまた名曲ぞろいで2018年のアイドル楽曲大賞インディーズ/地方アイドル楽曲部門の2位がリンドバーグ、7位が灼熱とアイスクリーム。そしてスゴイのが2019年のアイドル楽曲大賞インディーズ/地方アイドル楽曲部門で断トツの1位がそれは月曜日の9時のように、2位がキラキラ、5位が214、7位がねぇローファー、8位がせつないや、11位がさいしょのさいしょ、12位は12曲連続リリースの曲ではありませんがcan't go back summerと上位の半分以上が桜エビ〜ずで占拠してしまう事態が起こり、翌年のアイドル楽曲大賞では1グループ1曲しか投票できないようルールが改定されることになります。またこれらの曲が収録されたアルバム「octave」はアルバム部門で1位になります。ちなみに2位はエビ中の「MUSiC」だったのでこの頃の藤井校長は無双してました。
この良曲が続いてアルバムを出し、それがアイドル楽曲大賞で優勝するという構図は、2023年の今思うとばってん少女隊の「九祭」が同じ現象が起きていて、きっとルール改定前の投票だったらばってん少女隊の曲が上位を占拠していたんだろうなと妄想してしまいます。
話を戻すと、この頃の桜エビ〜ずは無双状態だったってことで在宅ヲタの僕が好きな動画がエビ中の10周年記念のMUSiCフェスのオープニングアクトです。桜エビ〜ずの動画を見漁ってて一番仕上がってるなと感じたステージでした。もちろん推しはめっちですが桜井美里も気になり始めていて、上手いというか安定感のある歌唱と落ち着きがあって、きっと良いトコのお嬢さんなんだろうなという雰囲気で推し増ししました。また、このステージのハイライトとして挙げたいのがタリルリラのラスサビ前の音が一瞬止まって言う茜空の「遊ぼうよっ」で、無邪気な言い方と仕草で沼に落ちかけました。あと個人的に好きな振付があって、おねがいよの一番最後で人差し指を前に出して顔の方をグンっと近づけるの好き。あとはそれは月曜日の9時のようにでラストに水春がやるドリカムを彷彿とさせるフェイクで、いつしかやらなくなりましたがここではバッチリ決まってました。
改名・卒業・脱退
2019年11月、もともとはエビ中の妹分として結成されたグループなので小さいエビということで桜エビ~ずという名前だったのが良曲も多くグループとして成長して、もはや小さなエビどころではなくなってきたからか、さなぎから蝶へ「羽化」するという意味も込められukkaと改名されました。せっかく名前も売れてきたところでの改名でちょっともったいない気もしましたが、長い目で見ればあの少々ダサい名前のままよりは良かったのかもしれません。ダサい名前も長く続ければモーニング娘。みたいに慣れるんですけどね。
2020年、唯一出したシングル恋、いちばんめも年末のアイドル楽曲大賞で1位になり改名しても勢いは変わりませんでしたが、12月に桜井美里が卒業しました。前から演技の仕事がしたいと言っていたのでアイドルとして忙しくなったことで自分のやりたい事とのギャップが出てきたのかもしれません。二推しだったのでちょっとショックで、YouTubeに卒業公演の動画が公式から出ているのですがいまだに見れていません。でも円満の卒業なので事務所にも残るし、実際にゴリエと共演して曲を出したり露出もあるのでだんだん飲み込めてきました。何より卒業後もめっちと仲がいいのがうれしい。
そして、全然飲み込めないのが水春の脱退です。
2021年3月、Zeppツアーの最中に何かしらあってマネジメントとの方向性の違いから脱退ということですが、詳しいことは語られず急なことだったため戸惑いしかありませんでした。今後あらたに語られることもないだろうし納得することは一生ないと思いますが、水春が疑問に思いながら活動を続けるよりもやめた方がいいと自分で考えて決断したならしょうがないと、今では自分を無理やり納得させました。もしこれが事務所の方から喧嘩別れ的な感じで辞めさせたんだとしたら許せません。そもそも、ももクロのマネージャーの川上さんやエビ中の校長みたいに顔出ししている運営は信頼しやすくて方向性もはっきりしてるし応援しやすいですが、いつからかukkaの担当が校長から変わって顔が見えない運営になって信頼感や透明化がなくなってしまったのではないでしょうか。方向性の違いとありますがukkaも水春も自分が考える方向性をしっかり提示してくれないと納得できません。
そこから急に熱が冷めてしまってしばらく他界しました。
2021年9月、新メンバー結城りな・葵るりが加入します。4人のukkaはやっぱり物足りなさを感じてしまって積極的に見に行くことはできませんでした。抜けた二人の穴はでかく感じ、僕の勝手な感想ですが4人で6人分のパフォーマンスをしようとしてる感じに見えました。そこで二人が加入します。11月にはお披露目ライブがあり配信で見ましたが、まだ不安定さがあるもののukkaのメンバーとしてあまり違和感がなく見れたので、ここから再出発だという気持ちにさせてくれました。そこでどうしても比べてしまうのが、同じく新メンバーが加入し4人から6人になったばってん少女隊です。ばっしょーも同じ年の4月にりるみゆの二人が加入しましたが、ばっしょーの良かったところは卒業と加入の演出をしっかりしていて、卒業の悲しみよりも新メンバー加入の期待が膨らむようになっており、OiSaのバズりも手伝って勢いが加速したことです。ピンチをチャンスに変えたばっしょーと、ピンチを何とか乗り越えてこれから再出発していくukkaという差を感じてしまいました。
初ライブは生誕祭
2022年はももクロはもちろん、ばっしょーに夢中だったりエビ中の柏木ひなたの卒業が控えていたりでそっちの現場に行くことが多かったし、どうしてもまだ自分の中で2019年ごろの6人時代を引きずっていてukkaの現場に行く気にはなれなかったです。そこでもうukkaとか関係なく、推しであるめっちの生誕祭ならソロだし楽しめると思ってukkaの現場に一度も行ったことないのにいきなりめっちの生誕祭に行きました。場所は新宿ReNYというライブハウスでキャパは300人くらいでしょうか。思ったよりも会場が小さいのでステージが近く、めっちの歌声を存分に浴びれて最高でした。そしたらもっとukkaの楽曲を生で聴きたくなったのでこれからはukkaの現場にも行こうと思います。僕は横浜在住なので横浜でのイベントには積極的に参戦しようと去年の夏ごろからしていて、次は2023年2月の横浜ベイホールでのライブに参戦予定です。動画など見ている限りでは新メンバーも慣れてきたのかだんだん安定感を増してきてるし、個性も出てきて面白くなりそうな予感はあります。
メジャーデビュー
そして去年、2022年11月ついにメジャーデビューしました。水春との方向性の違いがメジャーデビュー関連かと思っていたのでukkaはメジャーデビューしないもんだと思ってました。特に最近のスタプラでいうとTEAM SHACHIやばってん少女隊は自主レーベルを立ち上げてますし、いぎなり東北産は「いぎなりメジャーデビュー」というアルバムを出したくらいだからメジャーデビューするつもりはないのか(逆にあるのか)よくわかりませんが、自主レーベルでやるという方向もあったのではと思います。どうせメジャーデビューするなら2019年の勢いのあった時期にしても良かったと思うし遅い気がします。でも僕があーだこーだ言っても何かが変わる訳でもないのでメジャーデビューするメリットについて考えます。たぶんですがTVに出やすいというか、出るチャンスが増えるかもしれません。知らんけど。あとカラオケの曲数が増えるかもしれません。僕はカラオケが大好きでよく一人で行ってエビ中の曲とか歌ってるんですけど、桜エビ〜ずの曲が3曲くらいしかなくてがっかりした記憶があります。そんなトコでしょうか。
メジャーデビューしたことによってこれからどうなっていくのか楽しみではありますが、TEAM SHACHI・たこやきレインボー・ばってん少女隊とメジャーでもうまくいかなかった例があるのでukkaには頑張ってほしいです。そしてドーム、アリーナ、新国立、いつかukkaと見てみたいな。