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奈良で飛鳥荘に泊まりました

久しぶりに休みが取れたので、母と奈良へ行ってきました。
近鉄奈良駅から10分くらい歩いた飛鳥荘というお宿をとりました。古いけど、きちんとお手入れがされていておもてなしもしっかりした宿でした。
お部屋は興福寺五重塔が見える10畳のお部屋でした。広い!残りの部屋が無かったのでここにしたのですが、2人だとめちゃくちゃ余りました。
畳の昔ながらのインテリアでしたが、リフォームはされているようで、壁や畳、洗面台が綺麗でした。トイレが洗面台とは別で、一度三和土に降りてから入る仕様でした。うちの部屋だけ?
お食事は個室で仕切られたお食事処で、2人で話しながらゆっくり食べることが出来ました。どれも丁寧な作りで非常においしかったです。
お風呂は温泉です。4階に露天風呂と内湯が別々にあります。露天風呂は3人入ったらいっぱいくらいかな?そもそもそんなに大きい宿ではなさそうなので、時間をずらせばゆっくり入れます。
温度は少しぬるめなので、じんわり温まりました。あっついお湯が苦手なので助かりました。

朝食は夕飯とは別の広い食事処。小さい滝のあるお庭を見ながら、蒸し野菜、焼き魚、お豆腐、お茶粥などいただきました。
珍しいなと思ったのは、別でだし巻き卵が1本付いてくるところです。ふわふわ、出汁がじゅんわりでとてもおいしかった。

チェックイン前に、お土産も物色。とても小さいスペースなのですが、奈良漬、銘菓、シンプルながら可愛い雑貨、お香、コスメなど無駄のないチョイスです。女性であんまり大量にお菓子を配らないなら、ここだけでも完結するかも?鹿の最中と、白檀の香りがする一筆箋を購入しました。ホテルのお土産屋さんによくある、「これ誰が買うの?」みたいな安っぽい商品が少なくて良かったです。

朝は女将さんに外までお見送りしていただきました。目の前が朝日を映す猿沢池!

実は前日に京都のドーミーイン系列のホテルに泊まり、そこはそこで多様なサービス、新しく綺麗なお部屋に圧倒されていたのですが、やっぱり旅館型の宿泊施設の良さって別格だなと思いました。カウンターで観光案内もしてもらったし、ご飯から帰ったらお布団が敷かれていて、湯呑みが新しくなっていて…という。あと、フロアとお部屋にあるお花が美しく生けてある生花なんですよ…綺麗な小物や造花なんかはよくありますけど、以外と生花ってなかなか見ないと思うんです。そういう小さいところへの心配りも好きでした。

何もしなくていい、を追求した旅館のおもてなしは奈良の文化的でほっこりした雰囲気にあってました。もし奈良旅行で少しお宿にこだわりたいなという方がいたら、旅館を探すのおすすめです!

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