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えんとつ町のプペル 〜勝手にafter the story〜

キングコング西野亮廣さんが描かれた絵本

「えんとつ町のプペル」

その後の短編ストーリーを勝手に書いてみました。

素人の趣味なので是非とも温かい目で見てやってください。また絵本と一部異なる点があります、ご了承下さい。


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えんとつ町のプペル
after the story

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「あいつ、やりやがったな」


アントニオは笑いながら煙の向こうにある星空を見上げながら笑っている



一時間後…



星空から降りてきたルビッチは涙を流している
その姿にアントニオが声をかける
「大丈夫かルビッチ、何があった?」
「アントニオ…実は…」
ルビッチは船の中であった出来事を一部始終すべて話した

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「そうだったのか…まさかプペルがお前の父ちゃんだったなんて…」
「僕もびっくりしたよ」
「プペル…いや、お前の父ちゃんは…」
そう言いかけたアントニオの表情は優れない
「うん、もういないよ!」
察したルビッチは笑顔で答えた


翌朝


「ん〜……」


昨夜は帰宅したらすぐに眠りについたが、昨夜の出来事がよほど堪えたのか目覚めが悪いルビッチ
「ん?なんだ??眩し…」
いつもと違う雰囲気を察する
「わぁーーー」
朝日が差し込んで部屋を照らしルビッチを照らす
はじめての朝日は宝石のように輝いてみえた
思わず外に駆け出していく

えんとつからモクモク出てた煙がすべて止まったわけではないけど
かつて町全体を覆っていたほどの煙は出ていない
それにより太陽の光が直接えんとつ町を照らしている
「煙の向こうの景色はどんなふうになっているんだろう」
煙の隙間から差し込む光と
微かに見える青い空は
ルビッチにまた新しいドキドキを与えてくれた


「おはよう、ルビッチ」

「おはよう、母さん!」



3年後につづく

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