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18.目的もなくなんとなく続けている理由

お久しぶりです。またぼちぼち投稿再開しようかなと思っています。

それでは本題へ。

毎日のルーティーンでもなく、趣味という程でもなく、ただ目的もなく続けていること。
意外と誰にでもあることではないような気がする。

私にはふと振り返るとなんとなくずっとやっていたことがある。
目標がないとやる気どころか動く気になることでさえ一苦労する身としては意外な発見だった。

それはピアノである。
人に言うと高確率で意外といわれるが、実は私はピアノを4歳から高校2年生までの約13年間ピアノを習っていた。
来月で21歳になる私にとっては、人生の約3分の2はピアノを習っていたことになる。
こうして考えるとかなり長い時間やってきたように思うし、好きでないと続けられる期間ではないように思う。

しかし振り返ると私のピアノに対する意欲はあまりにも低いものだったように思う。

楽器をやったことがある人はわかるだろうが、レベルを上げるには毎日欠かさず練習しなければならない。それも数時間。そうやって段階を踏みながら難易度の高い曲に挑戦していく。

そして私も毎週レッスンに通うごとに宿題が課されるのだが、まともに練習した試しがない。酷い時はレッスン中に宿題の曲を練習するくらいだ。

それでも何故か13年も続けていた。
始めは大阪で習い始めて、5歳の時に東京に戻って、そこで通っていた幼稚園でたまたまピアノ教室もやっていることと、周りの友達が習っていたからということで再び習い始めていた。
中学入学と同時に引っ越しをしてピアノをやめるかと思いきや、家から1時間ほどの距離だからということで、毎週片道一時間かけて通っていた。
この幼稚園がある場所周辺は、あまりいい思い出のない小学校の旧友と出くわす可能性もあったにも関わらず通っていた。
毎年ピアノの発表会にも出ていた。
中2と中3の時の学内での合唱コンクールではピアノ伴奏も務めていた。

私には何故13年も続けられていたのか不思議でならない。
特別どうしても続けたい気があるわけでもなかったし、お金もかかっている。
そして引っ越し後もそのピアノ教室のある幼稚園に通い続けていた理由もわからない。

ちなみに形だけでも続けていたかいあってか、リストの「愛の夢 第3番」を発表会で弾けるようになるまでのレベルにはなった。

数か月前にサークルの後輩からピアノの楽譜についての質問を受けていたことをきっかけに、4年ぶりにピアノに触れるも、全く弾けなくなっていたが(笑)

楽譜はまだ読めることはわかったから、就活が落ち着いたらまた個人的に再開しようかな…

そう思えるということは、嫌いという程ではないから続けられていたのだろうか…

この答えを見つけるのはもう少し時間がかかりそうだと感じた。

理由もなく続けられる人はどれほど多くいるのか。
もしいたら、続けられた理由を聞いていみたいものだ。

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