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23.私が「サステナビリティ」に興味を持った理由

前回はサステナビリティへの取り組みの一歩として服を寄付したことをテーマに記事にしたが、そもそも何故興味を持ったのか。

それはヴィ―ガンの存在である。

ヴィ―ガンという言葉そのものは知っていたが、ベジタリアンと何が違うのかですらもわからない程、知識は皆無だった。

しかし意外と身近にヴィ―ガンの人はいて、インスタグラムで相互フォローをしている人が、少し前からヴィ―ガンのことについてストーリーで投稿しているのをよく見かけていた。

私のサステナビリティに対する興味はたまたまSNSでフォローしていたヴィ―ガンの大学生の投稿がきっかけだったのである。

そしてそれを機にヴィ―ガンの人達はどのように生活しているのか、SNSやYouTubeで探して調べるようになった。

そこで一番よく見ているのが、YouTubeでヴィ―ガンとして動画を投稿している「Miyu*Tokyo Vegan Girl」さんという方のチャンネルである。

この方はヴィーガンとしての私生活や、サステナブルな取り組みをたくさん紹介してくれている。

なお、下記の動画(映画)は、あくまでも私がサステナブルに対する意識を高めなければならないと感じた、一番衝撃を受けた動画である為に添付したまでである。

かなりショッキングな内容のため、美味しくお肉を食べたい人、お肉が大好きな人、飲食店で働かれている人にとっては見ないほうがいいと思う。

市場に出回っている食肉全てがこの動画のように加工されているわけではないだろうし、ほんの一部のことなんだろうけれど、この内容が心に与える影響は計り知れない。

参考までに、私は精神的に耐えられなかったために、この動画を30分しか見られていないし、その30分見るのも3日かかった。
今後続きを見れるかもわからない。
正直今ではお肉だけでなく乳製品などの動物性のものだと見た目ではっきりとわかるもの(卵等)を食べることに抵抗を感じてしまっている。

もしも好奇心が勝って、見ようと思った方は自己責任でお願いします。

ヴィーガンとかベジタリアンとか聞くと、食べるものが野菜だけ、という漠然としたイメージしか持てていなかったが、調べていくと食べ物だけではなく、生活するうえであらゆる動物性のものの使用・購買をしないという考え方を持つ人たちであることが分かった。

その会社の商品を買う=その企業を支援する

この考えから、動物実験をしている商品や動物性のものが使われている商品例えばアヒルの羽が使われているダウンや肉全般等、あらゆる動物性の商品を買わないそうだ。

ここまで読んでいただいた方にとって、「服の寄付やサステナビリティとヴィ―ガンに何の関係があるんだ」と思われる方も多くいるだろう。

しかしさらに調べていくと、地球にやさしい暮らしをしたいという思いからヴィ―ガンになるという人もいるそうだ。

国連からの発表によると、畜産物に起因する温室効果ガスの排出量は、車・飛行機・フェリー等、すべての交通機関からの総排出量よりも大きいとされているそうだ。

私はヴィ―ガンという言葉からサステナビリティという言葉に行きついたわけである。

興味を持ったきっかけはヴィ―ガンだが、私はヴィ―ガンではない。

私の私生活から完全に肉や動物性のものを排除するということが難しいからである。

私は実家暮らしであることから、食事や洗濯などありとあらゆるものを家族と共有しているわけで、私一人の意見で全てを変えることができない。
また母にこのことを話したら、「ヴィ―ガンは宗教のようなものだから、真に受ける必要はないし、共感できない」と言われてしまった。
友達とどこか出かけて食事をするにしても、限られたヴィ―ガンのためのお店を探さなければならない。
そして私が一番踏み切れない要因として、栄養面の問題がある。
以前野菜ばかり食べた結果、栄養失調の為に救急搬送された知り合いがいるだけでなく、ヴィ―ガンは栄養の摂取に偏りが出てしまうという記事も度々見かけるからである。

しかしサステナビリティに関することでいえば、服の寄付や動物由来の商品を買わない等、自分にできることがたくさんあることが分かった。

まだまだサステナビリティに対する知識は足りていないが、私にとって地球にやさしい生活は始まったばかりである。

サステナビリティに対して、自分なりの向き合い方を見つけていきたい。

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