13.心に響いたしめちゃんの言葉

アイドルからの言葉を淀みなく受け取りたい。できることならフラットな状態で、フィルターを通さずに。純粋なものを原液のまま心と体に流し込みたい。
アイドルは偶像である。アイドルがどんなにかっこよくても中身は人間。家族がいて友人がいて恋人がいて、ファンが知ることのないプライベートな時間が存在する。仕事中の姿とプライベートの姿がかけ離れている可能性は大いにある。一般人でさえ仕事中とプライベートでは別の顔を持っているのだから、アイドルは尚の事だろう。アイドルの言葉が全て本心とは限らない。信じるか信じないかはファン次第。
私が七五三掛龍也を好きになった理由は、インスタライブで聞いた彼の言葉だった。

記事で書いた通り、彼の言葉の力の強さに惚れた。ギャップにも惹かれているが、大事な場面での彼の言葉には信頼が生まれる。七五三掛龍也の言葉には信頼と安心がある。

私がまだ箱推しで虎Tubeを見ていた頃は、しめちゃんのあざとさが印象的であった。一生懸命にキャラ作りをしているのかなと少しハラハラしながら見守っていた。そんなあざとさでファンを振り回す一面を持ちながら、メンバーといるときには天真爛漫で自由奔放な場面も垣間見えた。リラックスしている状態だったり逆に真剣に考えて真面目に回答する状況では、天然と呼ばれるような奇天烈な発言が飛び出してくる。この様子を見続けているうちに段々と七五三掛龍也の心配りのできる性格やアイドルとしての弛まぬ努力に気付くことができた。

改めて具体的に好きな言葉を考えてみても、「しめちゃんを好きになった理由」で書いたインスタライブでの言葉が何よりも好きな言葉だった。「ファンへ向けて」「自分の言葉で」「飾らずに心を込めて」伝えようとする七五三掛龍也が好きだから、彼の言葉はどれもあたたかくて胸に響く。
ベタだけれど「ありがとう」と伝えてくれることも私は嬉しい。ありがとうと言われるたびにプレゼントを受け取っている気分になる。
しめちゃんを見ていると私もそんな風に、大切な人へ無垢な言葉を贈れたらいいのにと思う。

しめちゃんの言葉が贈り物のようにあたたかい理由は、常に感謝の心があるからだ。ファンに対していつも「ありがとう」と感謝の想いを伝えてくれる。こちらこそいつも幸せな気持ちにさせてくれて感謝しかないというのに、しめちゃんはそれを上回る勢いで節目でファンへ「ありがとう」と伝えることを忘れない。社会人として、人として、素晴らしい心がけだ。言葉から感じとれる信頼も安心も、七五三掛龍也の人柄から自然と生まれるものだとわかる。伝え続けることも努力の積み重ねである。シンプルな「ありがとう」の言葉にも重みを感じられる。
七五三掛龍也の愛が、ありがとうのリボンに包まれて届けられているような、そんな都合の良い思い込みに浸れる。夢を見せてくれる。幸せになれる。七五三掛龍也の言葉は幸せの魔法。ずっと解けないでいたい。


まだコンサートへ行ったことのない私が、初めて直接聞ける言葉は何だろう。ただいまを聞ける日に、私も笑顔で「おかえり」と「おめでとう」と「ありがとう」をしめちゃんに贈りたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?