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なぜプロテインバーなのか?

 2024年4月、春らしく温かい日も増えてきましたね。
 新入学生、新社会人の皆さまおめでとうございます。

 私も年の節目に力を借りてこちらへのアップを強化したいと思います。

 今回のテーマは『なぜプロテインバーなのか』

 前回の投稿で私の歩んできた軌跡をざっくりと書いたのですが、現在私はプロテインバーを開発中で起業を目指しています。なぜ私がそこに行き着いたのか考えを書き留めてみたいと思います。

石川県出身、京都の製菓専門学校を卒業、19歳で個人のパティスリーから始まり、スイーツバイキングレストラン、お料理教室を経て、個人開催でお菓子教室を50回程開催。オーダーケーキ、オーダークッキー受注作製というようなことをしてきました。

 結婚出産を経て、独身時代のようにすべての時間を自分に使えるわけではない中、それでもお菓子作りを続けるために私なりの最善の策として、自宅に工房を作り菓子製造業許可を取りました。

 今までの私はというと、お誕生日ケーキやウェディングケーキなどのアニバーサリーケーキやアイシングクッキーを主に力を入れて作ってきました。お菓子教室に関しても同じくドレスケーキやアイシングクッキーが人気がありました。
 ”人の笑顔が見たい”私にとってこれは魅力的で、楽しくて、幸せで、企画の段階からわくわくするような天職とも言える仕事です。

 しかし自宅工房で作ると考えた時に、生のデコレーションケーキというのは”鮮度”が一番の正義であること。美味しく、綺麗な状態でお届けするには時間と移動とのにらめっこになります。求めてくれる方が全員近郊に住まわれていたらいいのですが、実際はそうではありません。(近年は冷凍という手段もありますがある程度の妥協とリスクは必要かと思います)

 そして、お菓子の業界というのは人気があり、世の中に溢れんとするばかりに飽和しています。そこに一人店舗のお店が設備的にもシステム的にも太刀打ち出来るイメージが付かなかった、というのが本音ではあります。

 そこで、大手には出来ないであろうこと、菓子製造の技術と許可がなければ作れないもの、そして何より人に必要とされるもの!
 そんなものが何かと悶々と考えていました。

 ある日、主人がパーソナルジムでプロテインベーグルが一つ300円で売られていて即完売になるという話をしており、それなりにお値段もするし冷凍だったので、それなら自分で作ったほうがいいのではないかと作ってみたのがきっかけで、それからプロテイン菓子も作り始めました。(実際はなかなか難しいのですが、、)
 
 そこで、この辺りの市場をネットでヒントがないか調べてみると、アメリカにはプロテインバーをカスタマイズできる会社があることを知りました。プロアスリートやボディービルダーから、ボディメイクを目的で運動しているライト層まで、それぞれにカスタマイズできる商品があるということでした。

 私自身、たんぱく質の必要性は感じていたので、食事に多めに取り入れようとしたり、プロテインドリンクを飲んだりしていました。
 プロテインバーも食べていましたが、市販のものは手軽に多くのたんぱく質が摂れるのはとても魅力的なのですが、ものによっては添加物が気になっていたので、自分で作るものは自然なもので作るようにしていました。

 プロテイン製品はどうかなと思い始めた当初は、もうすでにたくさんのプロテインバーが販売されており、無添加であったり、女性向けのものなんかも販売されているので、私の入る余地があるのかとも思いましたが、調べていく内に人にはそれぞれ自分に合った成分が遺伝子上で決まっているということも知りました。
 例えば、糖質で太りやすい人、脂肪で太りやすい人、この成分を摂っていると長生きしやすい。
 そんなことまで個人レベルで分かるようになってきているようです。

 そう考えるとプロテインバーは、たんぱく質を補うための間食という一面から、個人特化した栄養支援可能なアイテムになりうるのでは。。と、将来性を感じてきました。
 個人店レベルだからこそ出来る小回りの良い商品開発をしたいと思い始めました。成分に特化してみたり、高級な食材で味を極めてみたり、洋菓子のように見た目を華やかにしてみたり、、。

 今までのお菓子作りとは似て非なるものではありますが、今必要とされているプロテインバーに、私のお菓子作りの要素が活かせたらどんなものが出来るのだろうと今からわくわくしています。
 
 これから栄養学からトレーニングについて、食材について、勉強することは山程あります。少しづつ夢ですがをカタチにしていきたいと思っています。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。
 頑張ります!!!

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