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コラム:病院選びって「無理ゲー」じゃない・・・?

🍀時系列に沿っての話は、番号を振っています。

🍀「コラム」の記事は治療内容には関係なく、飛ばしても話はつながるようになっています


時系列では3人目の移植前まで話が進んでいますが、コラムとして「病院選び」のことを書きたいと思います。

私はすべての病院選びを基本は「ネット」で行いました。

今は不妊治療についても発信している方も増えているし、こうしてブログを書いていても「ベビ待ち」のジャンルがあるので同じように悩んでいる同じ地域に友達と情報交換したりできるかもしれません。

でも私が始めた当初は「妊活」という言葉もなく、

「不妊治療」は、とても孤独なもので、病院を選ぶことも、パソコンとにらめっこして、最終的には「勘」で決めていたといっても過言ではありません。

でも、不妊治療において病院選びこそが、すべての運命を決めるんじゃないかと今すべての不妊治療を終えて思います。

それは、「病院」とか「先生」の技術が大事ですよ!!ということでは決してなく、

■その時の年齢で、どの手段を選ぶか

■どのタイミングでどの段階の不妊治療をするか

によって、

運命が大きく、それは大きく、変わります。


多くの多くの病院や方法がある中で、ただ赤ちゃんが欲しいだけの医療に関して、本当にただの「素人」「人生」を左右する選択をしていかなければいけない。

それって結構な結構な無理ゲーですよね・・・

原因がわかればそれをひとつずつクリアしていって、前に前に進んでいくのみなのですが、例えば

「排卵を誘発する」

ということだけでも、色々な方法があって。

私はタイミング法、人工授精、体外受精とステップアップして、

KLC(加藤レディースクリニック)に決めました。

ここは低刺激だったので、取れる卵は1個か2個。


今となっては感謝しかありませんが、1つも取れなかった時などは、

高刺激の病院に変えた方がいいんじゃないか…等、常に常に、迷って迷って過ごしていました。

だって年にたったの12回しかないチャンスだから。

思いは募るばかりなのに…チャンスはたったの12回。


今私が振り返ってもしかしたらこうできたかな?

と思うことは、思い切って「今」の段階の先生にもっともっと相談すればよかったなと。

もちろん多少の相談はしていましたが、もっともっと食いついて聞けばよかった。

今なかなか妊娠に至らない自分の「弱み」はどこか。

(原因というか弱みという感じ)

人工授精のステージにいたら、ステップアップするにはどういう病院がいいか、今の自分のホルモン値等から考えて、低刺激がいいのか高刺激がいいのか・・・etc

もっと食いついて相談すればよかった。

と思います。

(塩対応の先生が多かったこともあるけど…)私は、その度に、自分だけで孤独にで調べて調べて調べて、なんとか前に進むことが出来たけど、ずいぶんと遠回りをしてしまった気もしています。


私の勝手な希望ですが…

最近は、ニュートラルな立場で、おすすめの保険を選んでくれる「保険の窓口」というのがありますが、まさに、こんな相談窓口が「妊活の窓口」といった形で、各都道府県があればなあと思います。


年齢や経済面や病院の実績を考慮して原因がわかれば「弱み」となっている部分に強い病院を紹介してもらう・・・例えばタイミング法の後に、順を追わずに体外受精をしてしまった方がなんてアドバイスでもちゃんとしたプロの意見なら自信を持って進めると思います。


なんてことが近い将来ないかな・・・。

それに近いものはもうあったりするのかな・・・。


でも本当に「全国規模」で不妊治療の病院になんか詳しくなりますよね。不妊治療を経験した人たちでデータベースとかを作ったらすごいものが作れそうだな。


当事者に優しいステージがもっともっと広がりますように。


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