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元社畜はセイバーメトリクスに出会わなければエンジニアとして再起できなかったかもしれない

はじめに

今年もいよいよプロ野球開幕ですね。
まだまだ厳しいご時世ですが、またこの季節が来たこと嬉しく思います。
昨年はセの贔屓である東京ヤクルトスワローズが日本一になり、今年はパの贔屓である北海道日本ハムファイターズの監督に新庄剛志BIGBOSSが就任するという、どうなっちゃうの今年。wktkが止まらないですね。

そんな中、私は昨年の2021年に再びITのエンジニア(ざっくりとした表現)として転職することができましたが、思い起こせば野球が好きなこと、そしてセイバーメトリクスに出会ったことが現職への転職につながりました。
開幕を機に存分に自分語りをしたいと思います。
※途中ちょいちょい端折りますのでご了承ください

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本題

セイバーメトリクスとの出会いは2019年

ちゃんとセイバーメトリクスを知ったのは2019年の夏でした。マネーボールの購入日が2019/7/10とAmazonに残ってたわ。まだまだにわかです。

当時は新卒で入ったSIer会社で残業残業アンド残業な目にあってうつで休職→退職のコンボを決めた後、しばらく色々あったり無職の末やっとこさ入った3社目のコールセンター業務をしている会社でサポートデスクやったり委託でtoBのメールサポートなどしていました。
これが自分にとって非常に辛くて(電話受けるのが思った以上にダメだったり、まぁ色々あった)、唯一の息抜きは業務時間中にやるPaizaのスキルチェック。待機時間中はある程度自由にやってて良かったので、現実逃避にPythonを勉強し、スキルチェックを解く日々でした。

この頃も開発会社への転職活動はしていましたが、札幌ということもあり全滅していました。間口が狭いしそこを突破する技量も実績もなかった。
いやーやっぱり勉強してますだけじゃなくてなんか作らないとなーと思ってたけど、何を作ったらええんや・・・と、引き続き死んだ目をしながらスキルチェックをやっていました。ランクもあがってきた頃、ある問題で処理時間の壁にぶち当たり、うーんPythonもっと速くならんかー?と思いながらググってたら『Lean Baseball』というブログに辿り着き、セイバーメトリクスを知りました。

セイバーメトリクスにハマり自分用のアプリを作る

結局処理時間の方は別のところで解決しましたが、『Lean Baseball』の記事を全て読んでいたらセイバーメトリクスをもっと知りたくなって、先述の「マネーボール」から読み始め、「ビッグデータベースボール」や「アストロボール」など、関連書籍を読むようになりました。こういうのを読んでいるとめちゃくちゃ意欲が出て勉強していたPythonと絡めて何かセイバーメトリクス的なアプリを作りたくなってきました。

しかしながら2019年時点で、MLBはもとよりNPBを対象にしたガッチガチのデータ基盤を作成されている方々がいて、同じものを作るモチベーションも技術もまだなかったため、その時誰も作ってないし自分がハマっていたパワプロの栄冠ナイン用にアプリを作ろうと思い立ちました。
これだけでも長くなるので端折ります。興味のある方はこちら↓

こういうのを一から自分で作りあげ、改修しつつ自分で使っていくことで、技術だけでなく自己肯定感も高まり自信がついていきました。

コードを書くのが楽しくなり、そして転職へ

それでもやはりお祈りされる日々が続き、これ個人開発しても転職に繋がらないのでは・・・?感に苛まれます。
このまま報われない努力をするのは辞めようかとも思いますが、ふと何のために自分はこれまで情報技術を学んできたかを思い出します。
ただ書いたものが動くのが楽しいというだけなんですよね、もっとよくならね?もっと知りてーみたいな。

じゃあ別に転職に繋がらなくてもええやんみたいな状態になると、それまでの「うーんこの技術もう古いからなぁ」とか「新しいけどあまり仕事では使われてないからなぁ」とか考えがちでしたが、新しいことも損得勘定とかなしで「触ってみたいから」でやり始めることができ、幅が広がってきました。
技術書を買い、写経して、自分でアレンジしてみたり実験してみたり、そんな感じでいろいろ取り入れた結果、やきうWebサービスも生まれました。やったぜ。

2021年にもなると自信も取り戻し、根拠も提示できたお陰か自社開発系に転職することが叶いました。2016年に1社目を退職してから長い道のりでしたが、再びエンジニアとしてがんばることができます。
それもこれもセイバーメトリクスを知るきっかけに出会えたお陰です。ありがとうございます。
野球はいいもんだぞ!野球は楽しいぞ!

おわりに

以上、セイバーメトリクスに出会えたおかげでエンジニア転職に成功した話でした。ラノベ風タイトルみたいになっちゃったタイトルよりこっちの方が良かったのでは?
そして随分転職まで時間がかかったし再現性もないし、たぶん転職活動記としては全く参考にならないと思うんですけど(名推理)

幸いにも続けていけそうな会社に出会えましたが、ここで終わりではありません。これからもセイバーメトリクスもそうですし、個人開発、業務での開発、それに伴う学習に勤しんでいきたいと思います。そして何より野球観戦ですね。今年札幌ドーム最後だし、一回は行きたい・・・。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
最後になりますが、それではみなさんご唱和ください。
やきうの時間だあああああああああああああああああああああああああ!!!!!


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