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ひび

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日々のことについて文章を書きます。
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2020年10月の記事一覧

外は寒いし、部屋は散らかっているし、楽屋はつまらないし、便所は臭いし、しばらくはここにいようか。腑抜けの虫は毛布にくるまり、この冬を無事に乗り越えられたら、もうそれで良いと思っている。愛おしいものや人がいるから、幸せな虫。あとは穏やかに日常を過ごそう。や。出来れば何か、もうひとつくらい、何か、やろうかな。誰かの期待を裏切るような、ロマンチックで阿呆なこと。

昔、「ナンバーワンの煌き」というライヴ

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うー!

深夜、コンビニを出たところに、いかにも大阪女といった感じの下品なギャルが二人たむろしていたので、出来るだけ目を合わさず、俯いて、大人しく素通りしようとしたそのとき、片方のギャルが、うー!マジで恋したい!と大声で言ったので、笑ってしまった。すかさずもう一人のギャルが、心の声出過ぎ、とツッコんだのも良かった。うー!の時点では、少し驚いたというか、急に甲高い声で、うー!と真横で言われたので、びくっとした

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なんにもやる気が起こらずに、一人でぼんやりしているよ。

8、5、8、5。

今年は十分遊んだし、残りはぐっすり眠るだけ。
夏物の服を片付けて、冬物の服を出さないと。
煙草を買う金だけ入れて、夜道を歩けば救急車。
最低最悪阿呆野郎、ぼくらのことだよ褒め言葉。
期待を裏切る脱糞で、みんなが呆れて大笑い。
あのとき確かに見た景色、覚えてないとは言わせない。
プリンの甘さに微笑んで、鼻水垂らした男前。
ぐちぐち文句を並べても、あなたはちっとも変わらない。
寿司

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メッセージ

「生きていると、色んなことが起こります。おそらくこれからも、沢山の色んなことが起こるのでしょう。出来るだけ能天気なくだらないことを考えながら、たまに笑い、または泣き、最後の最後に、また笑いましょう。」

「ふむ!そうします」

野音

もうじき、大阪城野外音楽堂でライヴを行う。野音は、公園の中にある木々に囲まれた広い劇場で、とても良い。鳥や虫の声が聞こえるし、夕暮れの空も見渡せる。もし野音に来たならば、是非、深呼吸することを勧める。

初めて行ったのは、高校生の頃だったと思う。忌野清志郎の「WANTEDツアー」というライヴで、友達と見に行った。あそこで初めて新曲「Baby何もかも」を聴いて、ぶっ飛んだのを覚えている。アンコールで

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