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【先生の投資術】「投資って怖いじゃん」を受けて思うこと

私は小学校の先生です。世間では安定していると言われている職業で、副業は許されておらず、良くも悪くも古き良き働き方が推奨されている職業です。

私の同僚は根っからの「先生思考」の持ち主が多いです。
「安定が1番」
「定年まで働けば、まぁお金の心配はないだろう」
「他にお金を稼ぐ方法なんて・・・世の中そんなに上手い話はない」
と、頭からお金の話を嫌がる人が多い印象です。

ちなみに私は
「お金大好き」
「制度をうまく利用してお金を増やしたい」
「働くばかりの人生じゃなくて、早いうちにリタイアして他の可能性を見つけたい」
と、常に考えている人です。
こういう話をリアルですると、かなり熱がこもってしまい、同僚から引かれそうなので隠しています。。。

先日、仲良くしている同期の子からLINEが来ました。
「ふるさと納税っていいのかな?興味あるけどよくわからなくて・・・でもめんどくさいし」
というものでした。

私は当然ふるさと納税活用しています。
制度の話とやり方を説明しつつ、お金の話へと話は流れていきます。

今回は、同期の子が「投資」についてのネガティブな反応に対して、私ならこう回答する、というのをまとめていこうと思います。
シリーズ化したら、一冊にまとめて本人に読んでもらおうかな・・・。

「世の中美味しい話なんてないじゃん。投資して簡単に金儲けなんかできないよ」に対する返事

・・・まず、投資すると「大儲けする」か「大損する」かのどちらかとしか思っていないようです。
巷で流れる情報では「株で大損」「仮想通貨フィーバー」なんて耳にしますから、知らない人はそう思うのも無理はないかもしれません。

本来「投資」は「博打」や「ギャンブル」とは違います。

「博打」や「ギャンブル」は、参加者がお金を出し合い、ゲームした結果、
勝った人=大儲け
負けた人=大損
という、WINーLOSEの関係で成り立っています。
負けた人のお金が勝った人に流れるということです。
勝つ人の裏には必ず負ける人が出る。
その負ける人になりたくないから、参加しない。
ギャンブルが嫌いな人はそんな感じかと思います。

一方私が思う「投資」は、
成長を期待して自分のお金を貸す。
→期待通り成長する
→成長し、利益がたくさん出たので、貸してたお金に利益分のおまけをつけて返してくれる。
→成長できて会社は嬉しい・おまけ付きで返ってきて私も嬉しい・経済が盛り上がって日本も嬉しい
という、WINーWINの関係を目指すものだと思っています。

だから、確かに「簡単に、一気に」お金が増えるわけではありません。
世界の情勢によっては苦しい局面も出てきて一時的には利益が減ってしまうこともあります。
ただ、何年もかけてゆっくりじっくり成長していく経済を応援する意味での投資は、決して怖いものでも美味しい話でもないのではないかと思います。

そして、歴史的にみても、世界の経済は成長しています。
一時的に落ち込んでも、挽回するのが経済です。
だって、私たちが子供の頃と比べて、今の方がずっと豊かですよね。(心の豊かさはのぞきます)
テクノロジーは進化しかしないのです。

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「投資は別に美味しい話なんかじゃないよ。」

「簡単にたくさんのお金が増えるわけではないよ。」

「あなたがイメージしている“投資“は、「ギャンブル」としての投資なんじゃないかな」

「10年後、20年後の成長を応援する意味での“投資“はそんなに怖いものじゃなさそうに思えないかな」

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そんなふうに伝えてみたいです。

これに対しての友達の反応(予想)
「でもやっぱりリスクは怖いから、銀行に預けておけば安心じゃん?」

次回、回答してみます。

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