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子宮体がん検査手術(日帰り入院)


子宮体がん検査手術

日帰り入院の子宮体がん検査手術。
やっぱり、手術の前には身内の同意(一緒に話聞く人)が必要で、結局今回も叔母さんに同席してもらった。

この手術、後で先生に聞いたけど都会の大学病院では二泊三日だったか、入院するらしい。
手厚いというか、入院する人が多いから?
そこは不明だけど、先生は「田舎の病院では、日帰り入院なのさ」って言ってた。

今回の検査入院、保険にもよるみたいだけど私は、手術費用と入院費用がでた。
保険の担当窓口では出ないと言われたけど、とにかく申請用紙を送って!と言ったら後日、ちゃんと支払われていた。


入院した時、まだコロナ禍で、病院に着いたら即PCR検査だ。
その日、入院する人が多かったらしくPCRの結果が出る前に私の子宮口を広げる処置がされた。
(そこはいいのか?)

ちなみに、私みたいに子宮口がカチカチの人は、何かを(←忘れた)何個か子宮口に入れて広げる。
時間が立つと、詰めたものが大きくなるらしく、結果、子宮口が広がって検査をしやすくするのだ。

入れる時も生理痛みたいな痛みが走ったけど、その後、徐々に広がってるせいなのか結構痛かった。
酷い生理痛のときみたいだ。
しかも、PCRの検査結果が出ないと病室にも行けなくて待合室で唸りながら時間が過ぎるのを待った。

結局、1時間後くらいにやっと陰性結果が出て、病室に案内された。
検査より何より実はコレが1番辛かった。
せめてベットに横になれてたら、良かったんだけど。


やっと病室へ

入院するときにコロナ禍だから家族は病棟には入れないと思っていた。他でもお見舞いとか、駄目だったし。
だから、旦那さんにも「来なくていいよ」と言って病院の玄関まで送ってもらった。

けど、病室に着いたら看護師さんが「あら?付き添いのご家族の方は?」と聞いてきた。

え…?

確かに、家族は来ては駄目だとは言われていない。
でも病院に「面会謝絶」って、大きく書いてあったし…。勝手に判断したのは私だけども…。

ちょっとオドオドしていると「ご家族の方は良かったの?」と更に何回か聞かれて、だんだん鬱陶しくなって、心の中では、だから来てないってば!と思ったけど「コロナ禍なので私だけ来ました」と控えめに返答した。
なんだか、ちょっとだけ淋しくなった。

個室だからといって必ずしも良くはない

今回も個室を取った。
1日だけの日帰り入院だからこそ、気楽に過ごしたかった。
それと気になるタバコの匂い。
あれからタバコは一瞬辞めて、今はアイコスを吸っている。
タバコが嫌いな人はアイコスの匂いも駄目って言ってたし、コレが1番の理由で個室にした。
タバコの匂いで、ほかの患者さんに迷惑かけたくないし。


でも、その日は個室が、なかなか空いてなかったらしくナースステーションの前の個室になってしまった。

入院したことがある人は、わかると思う。
ナースステーション近くの部屋は、術後とか、何かあってもスグに看護師さんが駆けつけれる部屋だ。

案の定、隣から「ピッピッピッ」と機械音が聞こえる。ビビリな私には結構怖い。
時々「ピッピッ…ピーーーッ」と大きな音。
一人でビクビクしていた。

これだけでも十分気にる案件。
だけど、私の病室の隣は廊下の角地(?)で、電話する人が吸い寄せられるように集まってくる。

病室に入ってから、壁越しに聞こえる大きな電話の声と、ピッピッピッの音で、「個室って良いってわけじゃないんだなぁ…」と、思った。


日帰り入院でもパジャマやスリッパはいる

日帰り入院だから…と思って特に何も用意してこなかった。本当に何も考えずワンピースの上にコートを羽織って、お財布とスマホだけの軽装で来てしまった。

看護師さんが凄く良くしてくれて、パジャマの代わりに…と手術着を用意してくれた。
スリッパは誰のか分からないけどくれた。
裸足で足を入れるのは抵抗あったけど、忘れたのは私だからしょうがない。

何故、こんなに鮮明に覚えているかというと、入院して、手術までにアチコチ提出物があったから。
手術着の上に、トレンチコートを羽織って、スリッパでウロウロ…。
ちょっと変態みたいな服装で外来をウロウロするのは勇気がいったんだぞ!

それにしても、意外だったのは下の毛だ。
開腹手術のときは看護師さんが処理してくれた。
今回は、特に何も無かった。


いざ検査手術へ

検査手術の麻酔は開腹手術のときと違って、吸い込む麻酔だった。脊髄注射と違って目覚めてからスグに動けるのは快適だった。

ただ、麻酔が切れた瞬間、どんな夢を見てたのか「私、先生が◯◯だったらいいよ」(←あまり覚えていない)って喋って、シーンって感じになったのが居心地悪かった…。
この頃、お医者さんの官能小説にどハマリしてたからこそ、何を言ったのか恐ろしすぎる。
何もなかったような顔をして目を閉じてやり過ごした。

あ、ちなみに子宮口を広げてたヤツ、なんと麻酔をする前にズバッと引き抜かれてビックリしたのを覚えている。
なんで麻酔が、効いてからしてくれなかったんだろう…。

その日の夜、少しだけ生理痛みたいな痛さがあったけど特に何もなかった。

1週間後に結果が出て、今回の子宮体がん検査は陰性だったことがわかった。







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