【動画で解説】デジタルで描くなら知っておきたい!イラストの「レイヤー」ってなんなんだ?
こんにちは!相変わらず絵を描いています、島田です。
半年前に公開した「紙に描いたイラストにスマホで色をつける方法」の動画。
なんと、半年で7000回以上(!!)再生いただきました。
たくさんの方に見ていただけたこともうれしいし、「紙に描いたイラスト、どうにかデジタルにできないものか…」というのは、3年前の私の悩み。同じ悩みを抱える方の力になれたことがとてもうれしいです。
第二弾は、私がデジタルでイラストを描き始めて早々につまづいた「レイヤーってなんやねん!」の解説動画です。
わかっちゃえばこんなに便利なものはないですが、必要性がわかるまではなんだかこんがらがっていました。
「色ぬりがはみでたりして消した時に、線画も一緒に消えちゃうの不便…」
という方は、きっとレイヤーを1枚しか使っていないから。
「色を塗ると線画が少し消えちゃう(細くなっちゃう)んだよね」
という方も、きっとレイヤーを1枚しか使っていないから。
レイヤーの考え方や仕組みがわかれば、あなたのデジタルおえかきはもっと快適に、もっとすてきになります。
クリアファイルという文明の力(?)を使って、やさしく説明します。
この動画はこんな方にオススメです!
・最近デジタルイラストデビューした
・色ぬりを消すと線も消えるのなんでだろう?
・色を塗ると、線がつぶれちゃうのなんでだろう?
・レイヤーがコスプレイヤーでないことはなんとなくわかる
・レイヤーはわからないけど快適に絵を描きたい!!!!!!
使うデバイスは、スマホ、タブレット、パソコン、どれでも構いません。
また、動画内では「ibis Paint X」というアプリを使っていますが、どのソフト、アプリもレイヤーの概念は一緒です。
動画の流れ
クリアファイルでわかります。斬新かもしれない(どうだろう…)。
たぶんすごくわかりやすいと思っています。
▲自宅にあったクリアファイルを切ってつくったレイヤー。
▼線画が描けたら、新たなレイヤーに色を塗ります。
▼レイヤーの並び順にも言及します。
レイヤーをはじめて使った時は、この辺がよくわからなくて混乱しました。わかればなんてことはないのだけれど…
▼線と色ぬりを同じレイヤーでおこなった時の悲劇もクリアファイルで再現。
▼レイヤーの概念がわかったら、次はiPadで実践です。
▼学んだことが活かせるよう、クリアファイルとの比較もしています。
▼レイヤーがわかれば、デジタルおえかきはもっと快適になる!
デジタルイラストの必修科目です。
今回の動画はこんな内容で構成しました。
動画はこちら
応用すればこんなこともできます
◆下書きレイヤーを作ることができる
→ざっくり下書きをしてから主線を描きはじめられます。
鉛筆で薄く描いて、ペンで描いて、下書きは消しゴムでそ〜っと消…したら紙がグシャグシャに髪がグシャに!なんていう悲劇とはおさらばです。
※引き換えに、下書きレイヤーにそのまま主線を描いてしまうリスクが発生します。たぶん絵描きあるあるなので、気をつけつつ失敗も楽しんでください。
◆資料レイヤーを作ることができる
→参考資料や写真を呼び出して、レイヤー上でいつでも確認できるようになります。私はよくやります。
そのほか、特殊な効果を入れたり、レイヤーごと色を変えたり、いろいろ応用が効きます。その辺りはまた動画にしていこうと思います。
次回以降の動画予定
◆背景透過pngで出力して遊んでみる
動画内で告知した分です。一緒に撮影したのであとは編集するだけ…11月中にアップしたいです。
◆簡単に影を入れて立体感を出してみる
シンプルなイラストでも、これをするだけで印象が変わります。
むずかしいこと考えずに影をつけられる動画をつくりたい。
◆下書き→主線→色ぬり→ツヤ入れ→影つけをする動画
私が絵を描く工程の動画。
人が絵を描く様子って楽しいし、発見もあると思うんです。
◆ibisPaintの機能を紹介する動画(適宜)
思いついた機能から紹介していきたい。
月に2本はあげていきたいです(目標)。
何かご要望があれば、コメントやご連絡をいただけたらうれしいです。
あなたのおえかきがもっと楽しくなりますように。
▼前回の動画
▼今回の動画
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