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ショットガンの有用性を噛みしめる

 毎日規格外に暑いですが、皆様お元気でしょうか。これ見たら水分とってくださいね。

 さて前回より。
 店員の心証よくないと客にメリットがない。
 なぜ、この当たり前のことが理解できないのだろう。
 ケンカ売らなければ少なくとも、普通に買い物できように。
 そしてサービスもよくなるだろうに。

 やっぱりデメリットがわからないからだろう。
 その点アメリカはいい。なにしろ店主の横にぶっといショットガン置いてるのだから、そいつにケンカを売るデメリットなんて一目瞭然なのである。
 日本の店員さんにはそんなものないし、無茶言っても結局聞いてしまうので、わかりにくいのかもしれない。
「コンビニは通報ボタンがあるけどねー」
 おっ。ミケミケちゃん元気にお答えありがとう。押したら近所の詰所からポリスメンが速やかに来てくれる、素晴らしいボタンだ。あらゆる店につけるべきだと思うこれ。強盗に入られる店だけじゃなくて。
「まあ、ちゃんと犯罪でないと押さないよー。大声で恫喝してきたやつと、外で屯してるのがケンカはじめたときと、コート一枚しか服を着てない紳士が来店したときだよー」
 ふーむ、そいつぁ犯罪だな。

 コンビニにはプリント機器がある。
 コピー機だけだと思っていたら進化と共にファックスまで送れるようになり、さらにスマホで撮った写真をプリントアウトしたり、さらにはチケットを取ったり振込ができたり、あらゆる面での便利さがある。そうすると、いつか前述した「セルフレジ以上のわからなさにより恥を感じたご老体が、よくキレる」現象が起こる。
「これ、どうやるんだ」と聞くのはまだいい。
 中には「ん」とだけ言ったっきり、アゴをしゃくってもうリアクションしないのもいる。
 わからないのかと思い「こちらを操作して出てきたレシートをお持ちくださーい」と言うと、着火。店員だろう、アンタがやれと言うのだ。
「そんな意地悪するなら、もう来ないぞ!」
 おじいちゃんいくつだよ。言う事は小学生なみだ。駄々っ子だ。……それで? どうするの?
「まあ、やさしい店員だからやってあげるけどね」
 ほうほう。
「いいって言われたからね。やれって言うからね。やるよ。私が操作するよ。個人情報丸見えだけど」
 操作によっては名前はおろか口座番号まで丸見えだという。マジか。ニホンの労働者の多くが善意に満ちていて良かったな。
「全くだよ。私がワルモノじゃなくて良かったよ。ちょっと名前を見て、住所を見て、会社名まで書いてるのを見て、『ほうほう、あの会社はこんな経営者を抱えてらっしゃるのか~、へぇ~』って思って済ませるだけだよ」
 お、うん。せやな。

 まあ個人情報を目にすることは私もよくある。配送があるからだ。
 本当、あるんですよ。
 ブランディングしているはずの名前を堂々と書いてケチなこと散々言って、「大事な荷物だからねっ!」て偉そうに帰るの。なんなんですかね。大事なものならケチらなきゃいいのに。
 その後、街中でその名前見るたびに、あー……って思い出すんですよ。
「この人に票は入れたくないな」……と。
 そう思っちゃうのは、仕方のないことではないですかね。清き一票にしたいですからね。

 シマシマはただのゾンビだから。接客ゾンビは、接客疲れで腐ってるだけだからね。襲い掛かりはしないから。良かったね。安心して。
 でも、世の中には悪意に満ちた人はいるかもしれない。
 生き馬の目を抜くような海外お買い物事情を聞いたりしていると、そんな犯罪者がここにもいないとは限らない。スキミングをしたり、その住所までいやがらせに行ったり。

 客がどんなに横柄でも、店は仕事をキッチリ遂行する義務がある、と思っているんだろうな……というか、油断しているんだろうな。今日も日本は平和だなあ。
 やはりショットガンは抑止力か。

 実名顔出しのインスタではみんな無茶はやらないのにね。

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