見出し画像

サイトUIの履歴を追いかけてみた〜doda検索結果一覧編〜


URLを入力するとそのサイトのインターネットアーカイブを見ることができるWayback Machineというサービスを使って、これまでdodaのトップ画面と検索画面の変遷を見てみましたが、今回は同じくdodaの検索結果一覧画面に焦点を絞って変遷を辿ってみようと思います。

まずはDODAとしてサービスを開始した2007年から2021年までの検索結果一覧ページを並べてみました。

画像4

ざっと見渡すと検索結果一覧画面はこれまでみてきた画面よりは大幅な変更は少ないようです。
今回は結構cssが崩れてしまっているところが出てしまいましたがそちらに起因するであろうデザインの違いは省いています。

それでは期間を区切って詳細を見てみましょう。

2007年〜2012年

画像2

2007年
検索条件の変更は画面上に設置されており、キーワード、未経験可のチェックボックス、新着求人のみのチェックボックスのみが見える状態。

2008年
検索条件設定に表示されている項目が職種、勤務地、希望年収、業種、雇用形態、キーワード、こだわりが表示されるようになっていました。

また「コンサルタントに転職相談」「この企業に直接応募する」というボタンテキストから「応募前に詳しく相談」「この企業に直接応募」に変わり、配色も変わりました。

ボタンの配色では「詳細はこちら」というボタンも青からオレンジに変わっていました。

2009年
2008年から大きな変更はありませんでした。

2010年
応募へのアクションボタンに「応募フォームへ」というボタンが増えました。

2011年
より応募へのアクションを強調するためか「応募フォームへ」ボタンがより濃いオレンジに「詳細はこちら」ボタンは黄緑色にそれぞれ変更していました。

また「応募前に詳しく相談」「この企業に直接応募」というボタンラベルから「転職支援登録フォーム」「直接応募フォーム」に変わり色も緑から薄いオレンジ、濃い青から薄い青へ変わっていました。

2012年
2011年から大きな変更はありませんでした。

2013年〜2015年

画像4

2013年
画面上部にあった検索条件設定の表示エリアが右側へ変更となりました。
これに伴い「もっと詳しい条件で探す」のボタンから別で表示していた項目も全て表示されるようになりました。

また結果のカードに「転勤なし」や「中途入社50%」と行った求人の特徴がアイコンとテキストで表示されるようになっていました。

全体のデザイン変更に合わせてか求人の説明項目のラベルに背景色がつくようになっていました。

2014年
応募への導線のボタンが「応募フォームへ」ボタン1つのみになっていました。
※20件数件確認した結果ボタンが1つになったと判断しましたが、たまたま表示できた求人が応募フォームへ流す求人だけだった可能性もまります。

2015年
2014年から大きな変化はありませんでした。

2016年〜2019年

画像4

2016年
検索条件設定のデザインのテイストが大幅に変わり、検索条件の項目に「設定中」というラベルがつきました。

また、勤務地と業種が選択ボタンのみに変わり、こだわり条件から上場企業や採用状況に関する項目がなくなりそれぞれ絞り込み条件へ移動、こだわり条件には締め切り間近や週休2日制、年間休日120日以上といった内容が加えられました。
こちらは働き方への注目が上がり、こういったキーワードで絞り込む人が増えてきたタイミングだったのかもしれません。

設定した検索条件での求人件数も表示されるようになりました。

2017年
再び検索条件設定のデザインが変わりました。全体的にもデザインのテイストが変わった年だったのでそちらに合わせる形なのかもしれません。

希望年収がこれまで【下限プルダウン選択「〜」上限プルダウン選択】という表記でしたが、【下限プルダウン選択「以上」上限プルダウン選択「以下」】というより分かりやすい表記に変わっていました。

応募への導線ボタンが「応募する(エージェントサービス)」「応募する」の2種類になりデザインのテイストも変わっていました。

2018年
この年も検索条件設定のデザインが変わっていました。こちらもサイト全体のデザインのテイストが変わったタイミングに合わせて変更されたようです。

また、このタイミングで「検索条件を保存」ボタンが置かれるようになりました。

求人情報では、求人の特徴がアイコン+テキストで表示されていたものがテキストラベルのみとなり、求人の各項目がラベルのみからアイコン+ラベルへと変更されていました。

2019年〜2021年

画像5

2019年
求人情報にあった「検討リストに保存」ボタンから「気になる」ボタンへ変更されていました。

2020年
「検索結果を保存」ボタンが色がついていたものから黒へ変更されていました。

また、勤務地の検索が路線や駅からの検索も可能になっていました。

2021年
求人一覧の上部に積極採用のバナーが表示されるようになっていました。

まとめ

検索結果画面だけで見てみると全体のデザイン変更に合わせた変更以外にも応募の導線や検索条件などは求職者の求める条件などの変化に合わせて適宜変更されていることがわかりました。

次はいよいよ最後。
登録フォームを見てみます。

最後に…
弊社のデザイン部メンバーがデザインに関するnoteを発信しています。
よければ覗いてみてください👀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?