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22年間のバレーボール競技生活を振り返ってみて(大分三好編)[完結]

 准看・高看合わせて5年間の学生生活を終える頃、コロナが世界中に蔓延し始めました。今までの生活様式が一変し、当たり前の認識が変わり始めました。非接触型のコミュニケーションが求められる時代になり、様々な場面でネガティブな面が目立つようになりました。練習見学・試合観戦の制限、交流会の中止など、ファンの皆さんにも多くの影響があったかと思います。
 そんな状況下で、ファンの皆さんに対して何か出来ることはないかと考え、SNSを使った発信に力を入れるようになりました。
 初めの頃は、内容よりも投稿する回数を増やすことで、選手を身近に感じてもらえたらいいなぁ〜という気持ちでした😌
 しばらくしても、コロナの勢いが収まらず、いつまた元の生活に戻れるのか不安になる中、「今どういった発信が必要なのか?」「ファンの方はSNSでどんな情報が欲しいだろうか?」と、考えるようになりました。プライベートの選手の姿も貴重だけれど、今まで体育館で観ることが出来ていた選手のプレー姿が観れなくなったため、やはり、プレーしている姿が観たいのではないだろうかとか🤔
 そういった事を考えて、自分なりに工夫して発信をしてきました。しかし、万人の人に満足してもらえるような投稿は難しく、思い悩んだ時期もありました💦
 できることなら、全ての人に喜んでもらえるような投稿にしたい!今もその気持ちは変わらないですが、やはり限界がありました、、だから、多くの方が望んでいる内容を投稿出来るようにシフトチェンジしようと考えました😓
 その結果、「島さんのSNSで大分三好を知りました、応援してます」と、メッセージや手紙に書いて送ってくれる方も多く、嬉しい気持ちになり🥺
これからも投稿がんばろう💪という励みになりました‼️
 リーグが無事に開催されるも、入場制限等の兼ね合いもあり、従来のような観戦が難しく、リモートで観戦される方も多かったと思います。その中で、会場に行きたくても行けない方のために向けたライブ配信🎥
少しでも会場の雰囲気を一緒に味わっていただけたらと思いながら配信させていただきました😌
 昨シーズンは、初勝利までが遠く、苦しい時間が続きましたが、アウェイで迎えたVC長野戦で、絶対に勝つ!という闘志を全面に出し、チーム一丸となって勝ち切りました✊
改めて、勝つことの難しさや喜びを味わう経験となりました🥺

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            (初勝利を挙げた後の集合写真📸)
 
その後も厳しい戦いは続き、リーグの最終結果によって、チャレンジマッチ(入れ替え戦)で、ヴォレアス北海道と対戦することが決まりました。受け身にならず、プレミアリーグで戦ってきたプライドを懸けて必ず勝利する!練習にもさらに熱が入った🔥
 準備は整い、いざ出発の日を迎えようかという時、辛い出来事が起こりました...
 チーム内でコロナ陽性者が出てしまい、チャレンジマッチの試合がどうなってしまうかわからない状況で、不安や戸惑いに駆られながらの隔離生活が始まりました。外出はもちろん、人との接触もない閉ざされた空間は、まるで社会から取り残されてしまったような感覚でした。それぞれの不安を抱えた僕らの唯一の救いは、仲間との連絡でした😣
 毎日お互いの様子を確認し、夜はグループトークをして励まし合いました。声だけでなく、顔まではっきりと分かるビデオ電話に、これ程までに感謝した事はないでしょう😢
 SNSに流れてくる情報を見つめる日々、いろんな意見が飛び交うのを目にしていました。心配や励ましの声にどれだけ助けられたことか、、
 医療従事者として働いている僕らは、普段から感染対策に取り組み、気を遣って行動してきましたが、自分達が感染してしまったことに、大きな責任感を感じていました。そんな中、「自分達を責めないでください」という言葉が、心に染みました。
 また、同じプレミアリーグに所属する東レアローズさんからは、新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見の防止を目的とする「シトラスリボン」が送られてきました。その温かい行動に、涙ぐむ思いでした。本当にありがとうございました😖
 反対に、心を傷める言葉が流れてくることもありました。それでも、仲間やチームを守るためにみんなが心の中で戦っていたと思います。
 対戦相手のヴォレアス北海道さんを始め、Vリーグ機構、チャレンジマッチに携わる関係者の皆様、そして、僕らをいつもそばで支えてくださっている職場の方々や家族、多くの人に迷惑かけてしまったことに、申し訳ない気持ちでした。
 また、コロナとの先の見えない戦いの最中、陰でチャレンジマッチが行われるようご尽力いただいたヴィアティン三重・代表者の椎葉さんには感謝してもしきれないくらいで、何より、椎葉さんの言葉一つ一つに、心が救われる思いでした。多くの方のご支援があり、無事にチャレンジマッチが開催される事が決まり、安堵の気持ちと、短期間で試合ができる状態にまで戻さないといけないという焦りもチームにはあったと思います。
         「残された時間で出来る最大限を」
 エース不在、コーチ・選手の退団など、もう誰一人欠くことの出来ない状況で、みんなが出来得る最大限を出し切ったと思います。
 そして迎えたチャレンジマッチ当日、僕は2階席で音響機器を使いながら応援していました📣
序盤からチームの勢いは止まらず、初日はセットカウント3-0でストレート勝ち!
明日、1セットでも取れば残留確定という状況に、僕は内定時代を思い出していました。(大分三好編:前半)
あの経験があるからこそ油断はできない、チームもそれを共有していました。
そして、迎えた運命の日、昨日とは全く逆の展開になり、ヴォレアスの勢いに飲まれ、あっという間にセットカウント0-2へ、このまま第3セット目を取られてしまうと得失点差で降格は免れない状況に..
 「またあの地獄を見るのか、、、」心の中でそう思わざるおえないくらいに追い込まれていました。コートでプレーしているみんなは、もっとすごいプレッシャーの中で戦っていたと思います💦
 第3セット目、このままでは終わらないという思いが2階席まで伝わってくる気迫!チームが息を吹き返し、1セットを勝ち取ることができ、この時点で残留は確定、第4セット目も勝ち取り、フルセットにもつれ込むが、最終セットは取り切れず、セットカウント2-3で試合には負けてしまいました。試合に負けて残留ということに、スッキリとした気持ちではなかった。メンバー含め、観ていた方もそうだったかもしれません。しかし、ここに至るまでの苦難を乗り越えての戦い、チャレンジマッチ当日だけでなく、僕らの戦いはその前から始まっていた、そして長かった戦いに幕を閉じたのです。
 
 僕が大分三好で経験してきた中でも、昨シーズンが1番大変な年だったと思います。苦しみも、辛さも味わいながら、みんなで掴んだプレミアリーグでの再挑戦⚔️
苦難をともに乗り越えたメンバーだからこそ、さらに強くなって、2021/22シーズンに進化した三好を見せよう✊
 
 これまで「22年間のバレーボール競技生活を振り返ってみて」の記事を書いてきましたが、僕にとってバレーボールがいつも生活の中心にあり、そこで得られた経験が、僕を成長させてくれました。バレーがなければ、全く別の世界で違うことをしてたのかなぁ😅
想像もつかないけど💦笑
でも、この道を選んで本当に良かった‼️大好きな仲間たちや、大切な人たちに出会えたのだから🥰
 僕は、昨シーズンをもって現役を引退し、これからはSNSプロモーション担当として、チームの魅力を発信していく立場となりましたが、僕がユニフォームを着てコートでプレーする姿を待ってくれていた方々には、申し訳ない気持ちでいます。
 新チームになるにあたり、今まで自分が経験してきたこと、考えてきたことを活かしたい、もっとチームが良い方向に進めるように力になりたい!それを実現するために選んだ道でした。大分三好がより多くの方に愛され、応援されるチームになれるよう尽力していきますので、今後とも引き続き応援していただけると幸いです😊✨

僕の仕事は、SNSの発信はもちろんですが、その他に取り組んでいる事も少し紹介させていただきます‼️

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・選手に向けてチーム運営についての話しをしたり

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・練習を振り返るための動画撮影・編集をしたり

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・電気治療や超音波、マッサージ等の選手ケア

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・個人会員様のバースデーカードの装飾等

     (コロナに負けるな!仲間🤝アドfamとの絆)

 最後までお読みくださりありがとうございました😊
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 次回からは「チーム紹介」の記事になります✌️
また見に来てくださいね😉

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