練習1:日本の教育の未来

おはにちは!しませです。
ちょっと文章を書く練習をしたいのでよろしくお願いします。今回の題材は「日本の教育の未来」です。Twitterでこの記事を見つけました。

日本の成長のために教育は必要ですが、一体どのように教えるべきか?生徒たちは何を目指せばいいのか?僕の意見を述べたいと思います。


日本は記憶力だけでなんとかなる?教育の行き着く先とは

 アイデアこそが経済を動かす源だ。社員全員が企画や商品を提案できる能力を持ち、それを実行できる。会社はより多くの案を検討でき最善の選択をする。国内外の消費者がより発表された商品に惹きつけられる。こういった好循環こそが経済を前に動かし、国を成長させるのだ。経済成長により政府はより多くの資金を獲得し研究、インフラなど国の明るい未来に繋がる投資をより多く行う事ができる。

 では現状はどうだろう?日本は最近、台湾に一人あたりGDPを越されてしまった。韓国や他のアジア国に抜かされるのも時間の問題だろう。日本は他の先進国に比べると経済成長率が低い。アメリカとはもう埋まらない差が出来ている。日本の経済は他の先進国と比べて遅れをとっていることを認めなければいけない。色々な理由がこの結果に影響しているはずだ。今回は教育に重点を置いてみる。

 日本の教育は「記憶力」側面の学力を重点に置いていると感じている。高校、大学等といった教育機関の優秀度はまず偏差値で判断される。東京大学、京都大学など日本のトップ大学を除けば必ずといっていいほどGoogleのサジェストに「大学名 偏差値」を見かける。
 もちろん偏差値と記憶力は同義ではないが大学受験生の勉強量を優先している所を見る限り、彼ら/彼女らの勉強の目的は暗記なのではないかという印象を受ける。もし高校教育が毎年一月に実施される全国共通テストでの好成績を目的とし、生徒に暗記や練習だけを必要とする授業だけを行なっているのならば、非常に残念だ。学校の外で成功するのに必要な能力は学力だけではない。新たな案を作成する想像力、自分の考えを行動に移す行動力、今の社会に必要不可欠なコミュニケーション能力など。全て完璧な人間はいないが、せめてバランスよく成長してほしい。学力だけを伸ばす教育を野球選手に例えるとパワーだけ伸ばし、ミート力、走塁、守備など野球で成功するのに必要な力を全て捨てているようなものだ。こうなってはいけない。日本の教育は生徒に様々な力を向上させる機会を与えるべきだ。

 例えば、国際バカロレアに存在するCAS(創造、行動、奉仕)に似るプログラムを実施するべきだ。CASは生徒に学業以外の活動を行うことを促し総合的に人間としての能力を伸ばすことを目的としている。部活動ではなくても、音楽を弾く、絵を描くなど趣味の範囲でも良い。CASを導入することで生徒が学業だけに集中することを避け、学力以外の能力を伸ばすことができる。さらに色々な経験を積む機会も与えている。筆者もCASを通し音楽活動、野球、模擬国連、デザインエンジニアリングを経験することができた。

 生徒たちは学校を卒業した後沢山のアイデアを生み、それを実行し活かせる力をつけて欲しい。成長の源はいつだってイニシエーションだ。

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