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秋のカエル

あれは一昨日の夜じゃった。
ベッドに転がり、「逃げ上手の若君」を読んでいたら、目の端に一円玉ぐらいの物体がすすっと動いた。

まさか、G?

恐る恐る伺うと、綺麗な黄緑色のちっちゃなカエルちゃんが、なんでか室内におったげな。
いつも虫を追い出すフィルムケースでは潰しそうなので、透明茶碗でカポッとして、外に出てもらった。

このカエルちゃん、何度か玄関の扉付近で目撃していた子。
よほど入りたかったのだろうか?
どっから、どうやって室内に入ったのか・・・謎である。

翌日の午後、郵便を撮りに行ったところ、郵便受けの扉のちょっと引っ込んだ部分から顔を出している。
可動部分なので、ツンツンして退いてもらったのだが、翌日も、今日も、そこが棲家とばかりに占拠されている。
可愛いけど、困ったなあ。


どかしてもいつの間にか戻ってくる
番犬ならぬ番カエルとして活躍することを期待しよう。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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