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着物を解いて洗う

梅雨真っ最中です。
蒸しっとして暑いですね。

小豆島のおばあさまから頂いた長襦袢を解いて洗いました。

多分50年以上経っているかと思われる着物。
白地の袷の長襦袢ですが、所々黄ばみが出ていました。


解いた長襦袢

解いた後の糸くずを取るのも結構大変・・・。

今回、絹を洗うために専用の洗剤を買いました。
お洒落着洗いでも絹は洗えるのですが、専用の洗剤がどんなものか使ってみたくて。


シルクランドリー

解いた着物を漬けていきます。


つけ置き洗い

この洗剤には酵素が入っていて、汚れがきつい場合はしばらくつけておくように書いてありました。

繊維によって色んな性質がありますが、絹の場合は濡れた状態でこするとケバが立つので、そっと押し洗いがオススメです。

しばらくつけてから、何度か水を替えながらすすぎます。


汚れた水

結構汚れが出ていました。

陰干ししてアイロンをかけます。


洗い上がり

うっすら汚れの所は白くなりました!
きつい黄色いシミの部分も、かなり汚れが取れて美しい洗いあがりに。
すごいです!

七五三の裏地に使おうかと思っていたけれど、洗い張りに出したら絹だったので元の生地を使うことになり、せっかく洗ったこの絹はどうしようかなぁと思案。

染めて何か仕立てようかなと思っています。


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