これまでに夢中になった人の話がなぜか櫻井翔くんのラップ考察記事になった話#書く習慣1か月チャレンジ14日目
こんにちは、こんばんは、しまりんです。
GW連休の半ばにどでかすぎる公園にいって疲弊している
14日目のテーマは「これまでに夢中になったモノやコト」です。
嵐 櫻井翔くん
1999年、当時小学5年生だった私は
嵐の櫻井翔くんにドはまりしました。
それから大学生3年生くらいまでずっと好きでしたね。
我ながら一途です。
現役慶応生、生まれながらのお坊ちゃま(父は東大出身&元官僚)にして
アイドル。なのに心に渋谷系ギャル男マインド(当時、金髪へそピアスがトレードマークだった)を飼っている櫻井くんにまんまと
恋に落ちた私は、まるで坂を転げ落ちるようにジャニーズオタク人生を歩み始めます。
何と言っても私の心を掴んだのはその端正な顔立ちと知性です。
20代前半の櫻井くんの顔面偏差値はまさに慶応レベルと
言ってもいいでしょう(うまいこというな)
そして彼はとても語彙力にあふれ、言語化に優れた人です。
嵐の曲のラップ歌詞部分を担当することも多く、
その独特な歌詞の世界観からファンの間では
「サクラップ」と称されていました。
ここで嵐ファンの間では名作と言われるサクラップをご紹介します。
嵐はジャニーズでは珍しく「HIPHOPジャンルを歌うアイドル」でした。
しかもそのラップ詞をメンバーである櫻井くん自身が作詞している。
ジャニーズの中では前代未聞だったでしょう。
のちにKAT-TUN、キスマイ、最近ではSixTONESなど後輩グループが
続々とメンバー作詞のラップを楽曲に取り入れ一般化します。
ですがあくまでも先駆者は嵐であり櫻井翔なのである。
いやいや、結果論かもだけど、そうなることを見越してこの歌詞を書いていた櫻井くんすごくね?
これは私の勝手な持論ですがこの歌詞には
「アイドル自身が自分の言葉で作詞したものを世に出すことは
今までになかったが、僕(櫻井くん)がその道を開拓した。
だから君たちも臆せずあとをついてこい」
「しかし二番煎じにはなるな。自分(たち)にしかできない表現が
あるはずなのだから」
という後輩たちへ向けた櫻井くんなりの叱咤激励が込められているのでは?と解釈しています。
いや、しらんけど。
でもだとしたら櫻井翔という男、心に渋谷系ギャル男魂ならぬ
昭和系ヤンキー魂を飼っている男だったのかもしれない。
かっけぇっす、兄さん…!
そしてさらにこちらの一節について。
もうすでに誰かが同じことを言っているとは思うのですが、
まず前提として、一般的には
アイドル=自分の意見は言わず、求めらるままに笑顔でキラキラしなければいけない存在と定義します。
ですが、この歌詞で櫻井くんは
ただの物言わぬ偶像であったはずのアイドルが
マイク(歌を歌うためだけでなく、自分たちの意見や
主張を伝えるためのものという象徴)を持つ、
つまり自分の意見を持ち
どんなアイドルとして存在するか、
自分たちで決め自分たちの言葉で表現することによって
タイトル=エンタメ界の一番、大国=日本だけではなく
世界中での人気を奪い取ると主張しているのです。
この短くリズミカル、かつしっかりと韻を踏んでいる歌詞に
これだけの熱い思いを込めらるなんてやっぱり心に(以下省略
こういった歌詞以外にも櫻井くんは会員制のサイトで月に数回
ブログのようなものを書いていました。
かなりまえの記憶なのでこれ!!というものが
出てこないのが悔しい。(ファンじゃなかったのか)
櫻井くんらしい言葉で嵐や自身の近況、嵐メンバーとのやり取りや
お仕事に対する思いなどをユーモアかつロジカルに語っていて
それはそれは更新を楽しみにしていました。
櫻井くんのライブの最後に行われる「選挙演説かな?」ってぐらい
長くてお堅い挨拶も大好きで。
嵐ファンを言葉で先導していたのは間違いなく櫻井くんでした。
ファンに向けていつも自分の言葉で発信し続けてる櫻井くんの影響を
受けたか受けなかったかわからないけど、自分もこうして
文字にして発信することが好きなのもなんだか感慨深いですね。
まして当時はSNSなんてなかったから、アイドルが自身の言葉で
発信するってなかなかなかったのよ。
雑誌やテレビは作り手によって編集されちゃうから
その人自身が綴った言葉って貴重だったんです。
多分櫻井さんはそれを十分理解したうえでどうやったら
自分の言葉がそのままファンの人に伝わるか
いつも考えてる人だったなあと思います。
言葉に表す難しさ、大切さ、そして言葉では表せないものや
コトの大切さもよく理解している人なんだね。
なんて思っていたら最近こんな展覧会をやっているらしいです↓
なにこのサクラップサウナ入りたい…!
途中なにをさせられている…?と思わなくもなさそうな…←
私がファンでなくなってからも、変わらず自身の言葉で発信しつづけ
こんな素敵な展覧会まで開催している櫻井くん、やっぱりすごい人だ。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?