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みらい米田んぼのお隣さんとの懇談。

みらい米を作っている田んぼのお隣の畑は、青木さんの畑。
そこではトマトやナス、じゃがいもなどを作っています。
そんな青木さんは、みらい米プロジェクトを陰で支えてくださっています。
今回の記事は、そんな青木さんとの交流から見る、地域の皆様の支援の一例をお話ししていきます。

じゃがいも取りに来なという電話

なかなか、ない電話でした。先日、田植えの際にお話ししたときに、7月にはじゃがいもが美味しくなるから、取りにおいでと言われていました。
そこで、6月初め、一本の電話が青木さんからかかってきました。
「いつにする〜?」
東京都江戸川区内の瑞江駅のダイソーにて事務用品を購入中に青木さんからお電話が、、すぐに東京都福祉施設士会でボランティアに行ったメンバーに連絡をし、16日で決定し、昨日青木さんの元にお伺いしたという経緯です。

青木さんのご協力

青木さんの畑にて町田さん

プロジェクト開始当初から、お隣さんとして水をどこから引いてくるのか、
どの辺に問題があるのかなどを、事務局として関わっている社会福祉協議会の皆様と連携しながら、問題を乗り越えて来られました。
「お隣だからしっかり面倒をみる」そんな思いで、みらい米を毎日見守ってくださっています。

どんな協力が存在しているのか

今回のプロジェクトでは「ボランティア連絡協議会」が主体となり、社会福祉協議会が事務局として活動しておられます。
ボランティア連絡協議会には地域のボランティアの皆様、種別協議会の皆様が有志でお集まりいただき、ご協力いただいていますので、名前のごとく「ボランティア連絡協議会」という名称となっています。

中之条町おいしいお米研究会では、田村会長によって田植え機を持ち寄っていただき、まさに青木さんはお隣さんとして、毎日、田んぼの様子を確認してくださっています。

様々な主体が機材や知恵を持ち寄って、お米づくりに参加しています。
これは非常に重要なことです。

来るもの拒まず、通り掛かった人にも思いやりを。

青木さんと居て、驚かされるのは通り掛かった人への思いやりでした。
何にも知らない人に「ジュース持っていけ」とか、
そのポイントは了承を取ること以上に、
「持たされてしまった。」という感覚を作ることです。

お節介なのも、わかっている、だから無理矢理お水やジュースを渡せば、
受け取ってくれる上に、相手方に「しょうがないけどもらったんだよ」
と言わせてあげることができる。
意外や意外、目から鱗でした。

現代では人からの思いやりは、面倒に感じる人も増えているのではないでしょうか。お店の店員さんが、重々しく話しかけてくることに、困惑する方もいらっしゃるでしょう。

そんな方々の気持ちを最初から察して動いている、これが意外に地域へのボランティア活動に欠かせない思考なのかもしれません。

長くなってしまったので、続きは後ほど。最後までおyみいただきありがとうございました。

ライター:中川ひろし(ふくしクリエイター、日本福祉施設士会 代議員)


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