日記 2024/05/14

こんばんは、島流しです。最近買ったユニコーンオーバーロードが面白い&時間がかかりすぎるせいで、日記をさぼっていました。正直ずっとやっていたいものですが、終わりが見えそうで見えないのでキリのいいところでやめてます。キャラ編成が重要なゲームなので考えている時間が大半なのも難しいところです。今のところはドラケンガルドの要塞都市と闘技場まではクリアしました。ここから旧王都に向かって北上していきます。一応エルフの森とも同時並行で進められるそうですが、ストーリーは一貫性を持たせた方が面白いでしょう。入口チラ見しただけで仲間になったエルフの女には悪いが、お前は延々と空飛ぶトカゲを潰していなさい。

ラーメン再遊記を10巻まで買いました。元々ラーメン発見伝とラーメン才遊記は全部読んであったので、念願叶った形になります。名取さなのこの世で一番好きな漫画でもあり、数か月おきにこの漫画の話をしていますね。インターネットを見る人で、ラーメン発見伝シリーズを全く知らない人はいないと思います。というのも、カリスマ的大人気キャラクターと超有名なコマ・セリフがあるからです。ここではあえて言いませんが、真面目に読んでもネタとして読んでも面白い漫画なので、こうして広まっているのだと思います。

ラーメン発見伝シリーズはどれも面白いです。そしてその理由は、グルメ漫画が持つ物語の形式にあると私は考えています。本題に入る前にまず、ラーメン発見伝シリーズは結果的には3部作であり、毎回主人公は違います。主人公は不真面目で冴えないサラリーマンの藤本浩平、しかしその正体は夜中にラーメン屋台を引いてラーメンの研究に勤しむラーメンマニア…そして藤本がいろいろなラーメンや人々と出会い、色々な問題を解決していく…というのが1作目、ラーメン発見伝のあらすじです。物語の形式と言いましたが、ラーメン発見伝のストーリーには形式があります。①藤本とラーメン(あるいは人)が出会う→②そのラーメン(あるいは人)には問題がある→③藤本は苦労して問題の解決方法を見つける→④藤本が美味しいラーメンを作って人の問題も解決する。だいたいこんな起承転結です。これくらいの形式は小学生でも知っているものですが、グルメ漫画においては非常に強い説得力とカタルシスを生み出します。その理由は、そもそもこの形式が人にストレスと解消を短期でもたらして中毒に陥らせる最適な形であり、テーマである食事の美味いor不味いという非常に普遍的な感性によって読者の共感を得やすいからでしょう。だからグルメ漫画は説得力のある魅力的なライバルが登場しやすく、やがて料理を通した主人公の成長の物語へと昇華して「熱い」と評されやすいのでしょう。ラーメン発見伝シリーズはまさにこれです。

特に私が一番「熱い」と感じたのは、主人公藤本がテレビ番組の企画で一流ラーメン職人である千葉周児と対戦する回なのですが、千葉との屈辱的な出会い、千葉の確かな実力と信念による千葉個人の魅力、主人公の挽回と勝利による快感、敗戦の屈辱を受けながらも藤本を認める千葉のツンデレ具合による最高のカタルシスと、この漫画の魅力と形式のパワーがとことん詰まっています。そしてそこから実力者ポジを得た主人公の活躍と、最終章「ラーメン7番勝負編」の最強のラーメン屋たちによるボスラッシュ、待ち受けるラスボス芹沢達也。本当に最高。神とさせてください。続編ラーメン才遊記では天才主人公汐見ゆとりが、料理人としてだけではなくビジネスコンサルタントとしても大きく成長をする漫画で、やはりラーメンとラーメン屋、日本のラーメンの歴史が詰まった面白い漫画です。そして常に主人公の先にいながら格を落とさずむしろ上げ続ける芹沢達也、最高。現実のラーメン界同様に、明確に優劣が付けられない魅力的なキャラクター達がこのシリーズにはたくさんいます。有栖、小池、雨宮、篠崎、千葉、夏川、麻琴、米倉、板倉、小宮山…常に最強のキャラ武田。

本当は再遊記の方の話をしたいのですが、今回はここまでにしておきます。芹沢達也が萌えすぎて、眠れなくなってしまいますからね。

それでは、おやすみなさい。

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