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精神障害者保健福祉手帳を取得します。

双極性障害Ⅱ型と診断されてから8か月経ちました。

前職を退職してから、就労移行支援に通いながら自己分析や業界研究などをしていく中で、やはり自分に合っているのは事務の定型的な仕事だと気づきました。そして、障害者手帳を取得し障害者雇用で働くことも視野にいれることにしました。

障害をオープンにして働く決意

社会復帰を目指す中で、いままでも実は面接を何度かオンラインで受けているのですが、「既往歴はありますか」という書面での質問に何も書けなかったこと(書いてもその時点で9割方落とされると聞いたことがあるので・・・)、前職の退職理由も嘘ではないけれども主な原因(メンタルブレイク)を言えないこと。

どうしても障害をクローズにして働くことの申し訳なさや、また同じようなストレスフルな状況に置かれたらどうしようという恐怖などを感じ、障害をオープンにして働く働き方のほうが自分には合っていると思うようになりました。

そのためには、障害者手帳(精神障害の場合は精神障害者保健福祉手帳)を取得しなければなりません。実は先日、私の住んでいる自治体の窓口に行き、申請書類をもらってきました。

障害者採用枠のメリット・デメリット

やはり自分らしく、オープンにして働きたい!ですが、そこにはメリットとデメリット両面があります。

dodaチャレンジの記事(障害者手帳を持っている人のはたらき方-「障害者採用枠」と「一般採用枠」のメリット・デメリットとは?)から引用すると、

障害者採用枠で働くことのメリットは、

①障害者採用に積極的な大手企業に雇用される可能性がある

②就労移行支援事業所等の就職支援を受けられる

③障害を面接時に詳しく相談でき、就職後の心配を軽減できる

④障害が理由で仕事に支障をきたしたときに配慮を受けられる

そしてデメリットは、

①職種や求人数が限られる

②給料水準が低い 

③希望する職種で障害者採用枠が設けられていないかもしれない

④上司・同僚から障害者として見られることにストレスを感じる人もいる

ということでした。

何を優先するかそしてどんな生活をしたいか

結局、何を優先してどんな生活をしたいか?ということを明らかにすることが大切なんじゃないかと思います。

私は、個人的には9:00ー18:00の時間帯で適度に休憩がとれ、給料が少なくても負荷が少ないほうがいいのでお給料も多くを求めない、とすこしずつではありますが、職場を選ぶ基準が決まりつつあります。

障害を受け入れることについて

最後に、「障害者」としての自分を受容できるかどうかについてですが、私も手帳を取ろうと思うまで「自分がとっていいのだろうか?」とか「甘えているのではないか?」と思っていましたが、前職でのつらい体験で苦しんだことやきちんと診断を受けていること、そして配慮があれば自分の力を発揮できるかもしれないことを考えると、障害雇用というのは自分にとって最適な道なのではないかと思えるようになりました。

障害をオープンにして働くことができること、自分を偽ることなく仕事ができること。それがやはり自分の心の健康にとって一番だと思っています。


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